昨日は長男の進学する高校の入学説明会がっこうがありました。
彼はこの春から晴れて第一志望桜の高校に通います。
入学にあたっての心得やカリキュラム、試験や課外授業、進級や年間行事について、事務手続き等が説明されました。

この説明会の中では、今月東大に現役合格したばかりの先輩から後輩に宛てた言葉も紹介されました。

「当たり前のことを当たり前にする!
毎日の授業をしっかりとおさえることを最優先する。
それが十分出来た上で初めて、次に講習の内容をおさえる。」

※学校では各学期放課後の講習・夏期講習・冬期講習が無料であり、任意で参加出来ます。
夏期・冬期休みの午前中に行われる講習には実質100%の生徒が参加し、午後から部活動に励んでいるそうです。
その結果、殆どの生徒が予備校や塾に通うことなく、学校の授業と講習だけで大学受験に挑むとのことでした。



私当たり前のことをしっかりとすること・・・何事においてもこれが実は一番難しい気がします。
自分の決めた(やじるし ここ大事!!)ことに向かって怠けずに、また努力を惜しまず取り組むことは、強い意志をもっていなくてはならないからです。

先生はこうも続けられました。
この生徒のたまたま横の席だったある生徒は、入学時は特別に成績がいいほうではなかったそうですが、友人の姿を観てか自分も・・・と頑張り、結果この春現役で、一橋大学に合格したと。 

このお話はほんの一握りの良い例であって、残念ながら・・・という例もあるでしょう汗

正直、息子にとっても私にとっても、自分達には雲の上のお話の感もありました。
でも少なくとも昨日のお話は新入生となる息子にとって、
これからの高校生活においての☆指標のヒントになったと思われます。
たぶん・・・というか、そうであって欲しいあせ(→ 願望  )



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土曜日の晩、たまたまテレビのスイッチをONにした瞬間の番組、
『理想の息子』の最終話でのあるシーンの台詞に大変共感しました。


「お前らに1つ言っておく。
これからやりたいこと、好きなことが見つかったら…。
いいか。恥ずかしいくらい、みっともねえくらい努力しろ。
」by三船先輩


ここで少し私の話をしてみますね。
学生時代の私は努力・根性という言葉が本当に大嫌いで、この上なく格好悪いものだと思っていました。

中学生の頃、高校受験に際し、担任の女性の先生から、志望校は少し難しいと言われ、悔しい気持ちはあったもののランクを一つ下げて受験しました。
そして安全校を受けたのですから合格するのは当たり前と考えていた冷めた私は合格発表すら見に行きませんでした。
なので人生で初めて体感するであろう達成感・充実感は全くなく、さほどの喜びや感動もないまま高校生になったわけです。

結果的には通った高校において素敵な友人や先生に出会え、たくさんの思い出ができたので何も悔いはありません。
この学校での高校生活や今でも交流のある友人関係は私の財産です。
大学受験も自分なりに頑張ってそれなりの成果を収めたと思っています。
・・・が、ここでもやはり自分で限界を作らずにいたら、もっと上を目指せたのではないかとも思うのです。

中高生時代を振り返って、思うのはただひとつ
・・・なぜあの時の自分は一念発起して更なる努力をしなかったのか

・・・なぜ簡単に諦めてしまったのか

 
私子ども時代には気がつかず、
今になってわかること、それは・・・
努力することは決して格好悪いことではなく、
むしろ努力しないことの方がもっともっと格好悪いってこと・・・。


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これから高校生になる長男だけではなく、中学生の次男、小学生の三男、三人の息子達に向けて言っておきたいことは

勉強も部活動(スポーツ)も、月並みな言葉ですが後悔のないように取り組んで欲しいということです。
恥ずかしいくらい、みっともないくらい努力した結果がもし上手くいかなかったとしても、それはそれでいいのではないでしょうか。
自分で限界を決め諦めてしまった後悔より、よほど自分の人生において心の糧になると思いますから。