今日は午後から三男の授業参観がありました
今回の参観では二分の一成人式が催されるとのこと
事前に招待状も手渡されています
会場は体育館、各自子どもの椅子に座るようになっており、そこにはメッセージカードが置いてありました
息子からのメッセージには
「お母さんへ
今日は来てくれてありがとう。今まで練習したことをせいいっぱいがんばります」
体育館の壁には児童全員の現在の等身大サイズの自画像が貼ってあり、
入学当時の身長のラインもひいてあったので、この四年間でどれだけ大きくなったのかが一目でわかって大変工夫されていたと思います
これまでの十年間(子供たちの写真を使って、生まれた年のヒット曲と共にスライドショーで振り返りました)
生長した四年生(様々な楽器を使っての演奏)
二分の一成人の主張(各自の将来の夢発表)
全員合唱
このプログラムの中でやはり一番見ものだったのは二分の一成人の主張
「医師になり、一人でも多くの人を助けたい」
「サッカー選手になりたい、日本代表に選ばれて大きな大会に出場したい」
「〇〇先生のような小学校の優しい先生になりたい」
「社長になってお金持ちになりたい」
「今はまだ決まってないけれど、夢を見つけたらそれに向かってたくさん努力したい」・・・etc
120人全員が、ひとりひとり自分の言葉で、そして大きな声で発表していきます
うちの三男は最後のクラスです
正直私は彼が何を言うのか楽しみでもあり 不安でもありました
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「サッカーは大好きだけど自分はプロになろうとは思わない。サッカーで生きていこうとは思わない」
と、普段は甘えん坊でありながら、実にシビアな考えの持ち主でもあるからです
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妹にディズニーランドへ連れて行ってもらった時のこと
少し先にはあの人気者がいました
周りは大人も子供もミッキーマウスと写真と撮りたがる中、(自分は撮らなくて)いいと言ったそうです
そして遠く離れていくミッキーの後ろ姿を見ながら、一言
「夢ばかり見てないで、いい加減、現実みなよ」・・・と
妹は大爆笑してその話を帰ってからしてくれましたが、
そういう三男は前の晩からとても楽しみにして その夢の国に遊びに行っております
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そういうわけで、彼がいったい何を言うかと思っていたら・・・
順番が回ってきて発した言葉は、
「〇〇〇〇(名前)です。僕は将来、お父さんとお母さんに恥じない大人になりたいです」
という、他のお友達とは少し違うものでした
末っ子が知らないうちにそんな言葉を言えるようになっていたとは・・・いい意味で驚きました
でも家に帰る途中、ひらめきましたよ~
ははーんなりたい職業が決まってないな・・・と
家に帰って訊くと一言
「わかった だってまだ本当にわからないんだもんだから、なりたい大人を言ったんだよ」
まぁでも、こんな風に考えてくれているなら、何だか嬉しくて「これで3日は叱れないなぁ」とついつい思う母なのでした・・・
成人まであと十年、どんな大人になるか楽しみです