本当に自信過剰だった。
昔の友達に会って、昔の話をされると本当に恥ずかしくなる。
その極端な例が30才前半でプール付きの豪邸に住むと言っていたことだ。
実家の目の前の家が、まさにプール付きの豪邸だ。
千坪の家でその番地の端から端までその家だ。
高校生になるまで、住人が3回変わった。
今はチェーン店のパン屋の社長になってから、変わっていない。
そのパン屋の社長は、それまでの住民と全然違っていた。
まず、物腰が低い。非常に丁寧。
地元では悪ガキだった自分にもいつも笑顔で挨拶をしてくれていた。
車の質素。それまではその豪邸の主は、ベンツを乗っていたが、パン屋の社長は、国産の上クラスか、外車で安い部類の車。
高校の同級生で今すでに資産をもっている人間は、国会議員の秘書もやっていたことがあったので、成金のすぐに潰れていく様を何回もみたと言っていた。
「成金はすぐに潰れるからね。」という言葉が印象的だった。