末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには八年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして十二年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。第十回吉川英治文学新人賞受賞作。


前半が↑にも書いてある手記がメイン。
そこがちょっと話になかなか入っていけなかったのでちょっと挫折しそうになりましたが2章に入った辺りから一気に引き込まれた。
読んでみる人は挫折せずに頑張ってもらいたい。

初版が88年なのでもう20年近く前に書かれた作品なんだけどパソコン関係のことがたくさん出てきます。
この時期だからこそ書けたものなんだろうな。
今だったらまた別な感じになっていたと思う。

物語として終わってはいないんと思うんだけどある意味すごい良い終わり方でした。

99%の誘拐
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岡嶋 二人
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