私は父の仕事の関係で
小学校2年生から6年生までを
当時の西ドイツ
で過ごしました。
当時住んでいたあたりに
日本人学校も補習校もなかったので、
現地の州立小学校(4年で終了)と
ギムナジウム(中高一貫校)に
通いました。
それでは「日本語を忘れてしまうよ」
と海外赴任経験者の同僚に言われた父は
「日本語を忘れたら困る」![]()
と日本から教科書を取り寄せ、
母が先生となり、
日本語に関しては
いわばホームティーチングを
受けることに。![]()
そのおかげで帰国するまで
なんとか日本語を忘れる
ということは回避できました。
両親に感謝。![]()
子供の脳ってすごいですよね。
環境にどんどん順応しちゃう。
帰国する頃は言語的にも文化的にも
日本人というより
ドイツ人になっていました。![]()
さてさて前置きが
長くなってしまいましたが、
今日のテーマ「なんちゃって3重人格者?」について。
たぶん海外での滞在期間が長い人や
外資系企業で働いている人など
周りが日本人より外国人の方が多い
という環境に長ーくいる人は
知らず知らずにやっていると思いますが、
英語を話す時は英米人
日本語を話す時は日本人
に変身していませんか?
私の場合、ドイツ人の友人と
未だに電話で話したりするので
その時はドイツ人に変身する
ことにしています。
ふだんどっぷり日本文化に
つかっているので
これが結構難しく
なってきていますが。汗
でも、これ、実はとても大事なこと
です。
みなさんは日本にいる外国人に
「郷に入っては郷に従え」
じゃないですけど
日本人的になることを
知らず知らず!
求めていませんか?
そう、それと同じで
アメリカにいる日本人に
アメリカ人はアメリカ人的であること
(シャイではなく、
自分の意見をしっかり持つなど)
を求め、
ドイツにいる日本人に
ドイツ人はドイツ人的であること
(NOの時はあいまいにしないで、
はっきりNEIN!と言うなど)
を本人知らずと求めているのです。
なので何が言いたいかというと
外国人と話す時、
より相手に受け入れられる
(one of us![]()
と思ってもらえる)には
相手国に言語的、文化的に
できるだけ近い人格に
変身する
ことが
大事だということです。
う~ん、何が言いたいか
伝わったでしょうか?![]()
ということは
私は話す言語によって変身する
「なんちゃって3重人格者」?笑
みなさんは何重人格者ですか?![]()
時間がなくなってしまったので
今日はここまで。
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YOKO![]()