もう数十年も昔のことになりますが、

通訳学校に初めて入った頃、

とにかく早く通訳デビューを果たして

稼がなきゃドンッと思っていました。

 

通訳学校の学費が高いえーんのと

さらには学校が夜の時間帯だったため、

幼い娘のシッターさんを雇う必要があったので、

お金はけっこう切羽詰まった問題でした。

 

1期終えたらすぐに通訳デビューしなきゃ!と

まさにお尻に火メラメラがついた状態でした。

 

で、どうやって勉強したか、というと、

まずは学校で使っていたTRENDという

(TRENDアレルギーの人が多いのは知っておりますが笑い泣き。。。)

業界別単語集みたいなのを1冊、丸暗記。

その際重点を置いたのが

例文の反訳です。

 

つまり、英語の例文の和訳を反対訳して

英語を再現するという練習です。

 

これは現場にでたときとても役に立ちました。

おもしろいくらいすらすらと英語がでてくるんです。

 

ということで反訳、

英文を和訳したものを英訳しなおす作業はおすすめです。

 

ただし、反訳はあくまでも「自然な」英語がベース

それを和訳したものから自然な英語をもう一度

再現できるようにする練習で、

ベースが日本文の和文英訳とは違います。

 

簡単なものだと、

NHKのラジオ英会話などのスキットの和訳をもとに

英語のスキットを再現する練習などもいいかもしれません。

 

あるいは、通訳学校のリスニングに使った授業の教材を

和訳したあと、その和訳をもとに、

今度は英語の原稿を忠実に再現する、を繰り返すと、

ホント英語が身に付きますデレデレ

 

英文の意味がわかったからいいや、

単語やフレーズを覚えたからおしまい!

とする前に最後に反訳をお忘れなく!!

 

Yoko