毎週水曜日の深夜に放送してるフリースタイルティーチャー』の放送もついに来週最終回を迎えます🎤
残念ながら、僕は決勝戦には進めず、敗退してしまいました。

さて、今回のフリースタイルのラップバトル…素人は素人なりに試行錯誤を重ねながら、『原田龍二がやるからには』を最大のテーマに挑みました。
短期間でスキルを上げるにも当然、限界があります。
指導者のテクニックを見たり聞いたりしても、それを素人がすぐに活かせるわけもなく、ティーチャーから貰える助言だけが頼りです。
ボキャブラリーなどの語彙力やワードセンスは、決して教わる事はできず、今更変わりようがありません。
限られた時間の中で全力を尽くしたつもりではいますが、中々思い通りにはいかないものでした。


番組出演のオファーを頂いたのは、8月の中旬…即決しました。
『やるしかない!』
ご覧いただいた通り、最初はマイクに何をぶつけたらいいのかさえ分かりませんでした。
まず作詞から始めました。
その作業は好きだし、言葉遊びには慣れているのですぐ出来ましたが、一番最初にそのリリックでラップした録音のものをいま聴くと、相当詰めの甘さが目立ちます。
ティーチャーの裂固さんから、練習用のバトルビートを何種類か送って貰って、
時間のある時には常に、作ったリリックを様々なビートにあてて練習しました。
総当たりなので、対戦相手は3人。
フリースタイルではありますが、
やりがちなただの悪口の罵り合いとは一線を画したラップで勝負するべく、僕はあらかじめリリックを作ることに決めました。
(想定外な延長があり、用意してた弾が切れたり、かなり弾詰まりしたりもしましたが)
それぞれ対戦相手を想定しての作品作りです。
ただ、相手に対して誰でも出来るようなディスり方は全くセンスがないし、そもそもそんなやり方には陥りたくないし、その前に僕はラッパーとしては素人なので、オンリーワンのリリックを意識して、書いては手を加える事を繰り返しながら熟考しました。
もちろん相手からのディスも容易に予想できましたが、それらの稚拙な『罵倒スタイル』の土俵では毛頭やるつもりはありません。
自分なりの流儀の方向性は最初から定まっていたので、ただひたすらリリックを基にラップの練習に明け暮れたのです。

高校時代からヒップホップの世界は好きでしたが、まさか50歳にしてラップをやることになろうとは…。
実際に経験してみると、いかにラップすることが(特に即興で韻を踏む技術は高等)難しいかを痛感しました。
本番に於いての採点の基準は色々あると思いますが、最初の意気込みでも述べたように、『自分らしく表現する』という所には行けた気がしています。
実際にバトルして想うこともあるので、
その感想などはまた改めてブログで発言させて頂きたいと思います。

今回、このようなチャレンジする機会を与えて下さった番組関係者の方々、そしてこんなおじさんを支えてくれたティーチャーの裂固さんへ、この場を借りて感謝申し上げます。
ありがとうございました。 PEACE!


人間的にも魅力的な裂固さんの新譜📀⬆️

彼の非凡な才能が詰まった『omniverse』🎤✨
素晴らしい作品です❗️