月を眺めた
雲から顔を出した
月はまんまるで
いつもより
綺麗で
道の真ん中で
ぼーっと眺めた
時間は
ちゃんと動いてて
雲が風に流れて
たまに月が
消えてはでて
消えてはでて
寒くもなくて
暑くもなくて
結局1時間くらい
道路の真ん中で
空を見上げて
夜風に吹かれて
ただただ
無心に空を眺めた
昨日の夜。
このくらいの季節の
風の匂いが好き
春の風の匂いは
悲しいおもいでも
うれしいおもいでも
全部思い出させてくれる。
この感覚。
この感覚だよ。ね。
形じゃなくて
感じたことから
でる言葉。
昨日
月に手を伸ばしたらね
なんだか
届きそうな気がした