「不器用な歌」
落ち葉がひらり舞い降りて
そろそろ冬の季節です
吐く息しろく日差しは温か
窓から見えるオレンジ道
今君はどこで何をして
何を想って生きている
僕は手紙を待つばかりで
今日もポストは空っぽだ
カサカサ鳴る落ち葉の道を
肩縮めて歩きます
冷たい風が僕の心青くして
淋しさ募ります
出せない手紙
クシャクシャ手紙
不器用な僕の言葉
読み返して想う
君が好きなんだと
粉雪が舞い降りて来て
そろそろ町はクリスマス
かじかむ手と手ポケット入れて
僕と君の手1つになる
僕は知ってるんだよ
暖かくなれる方法
それを君に伝えたい
邪魔するのは
出せない心
クシャクシャ心
不器用な僕のキモチ
感じ返して想う
君が好きなんだと
イルミネーション白と黒の光りのワルツ
はしゃぐ君の笑顔嬉しくて
そっと抱きしめた
出せない笑顔
だけどクシャクシャ笑顔
僕も笑えてる
君を見つめて想う
君が好きなんだと
ただ君が好きなんだと
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2007年クリスマス前に
書き上げた曲。
稽古場の片隅にある
ちいさな窓辺で
ボーっとしてたら
メロディーが降ってきました。
その帰り道
電車の中で
歌詞を書き上げ。
「クシャクシャ」って言葉
なんだか好きです。