year2066.29.Runaway | ふくの福の音ブログ  

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主に、モーニング娘。について書いてます。
譜久村聖(みずき)さん推しです

スポーツはバスケ部でしたMLBも好きです

また、社会問題についても書くことがあります
宜しくお願い致します。

year2066. 


原作ふく


SouthAfrica・Sunday25th



南アフリカの大統領クワン・ルーとジョーダン・ダイナ・譜久村との会談当日


ジョーダン大統領は、クワン大統領と関係者に迎えられ、科学研究所を見学することに


特別に、オーマとマレも同行


南アフリカ側がボディーガードを付けてくれた


ガードのマイ・シュレット・櫻井はホテルに待機している



プロフェッサー・マグマがスタッフと出迎える



クワン大統領「Mr.ジョーダン、こちらがプロフェッサーマグマです」



「i'mジョーダン・ダイナ・譜久村」



「i'mMagma」

握手する両者



オガタ、オーマ、マレも同様



ジョーダン一行は、研究所内へ案内される

マグマはコメモンドの採掘が年々減少してきていることを説明する


「コメモンドの採掘が近年減ってきていてね、ハイメタルとの融合金属を開発中だ、クック」



「うちの取り引きの無茶振り、いやはや申し訳ありません」



「なに、税には興味ない、東京の技術力を買っている、だから安心してコメモンドを出している、クック」



オーマが笑いそうになる


マレも笑いそうになる



各部署を回っていく一行

スタッフが案内する

「こちらは、私たちが研究している生物の進化です」



その一室は、プロフェッサーマグマの研究室だった


入ると、そこには四角い容器に生物のようなものが入れられてたり、小動物が入っている容器も多数ある



「ここでは、プロフェッサーマグマの生物の進化について研究が行われております」




オーマが怖がり、マレの袖を掴む

「きゃ~」



マレも食い入るように見入る



「クック、どうかな?私のかわいい子供たちだ、この子はT-Rexのティーラーだ、まだ赤子だが」


なんと、ティラノサウルスの赤ちゃんが眠ったままバスケットに


一同が驚く



「ティラノサウルス・・・!本物ですかプロフェッサーマグマ」



「そうとも、クック」



「ティラノサウルス・・・」


マレは顔を緊張させる


「に、逃げないのかな?」

足がすくみはじめるオーマ



「強制的に薬を打ってある、こちらになつくように、襲いはしない」

マグマは特殊な注射型の薬を見せつける


マレがティーラーをじっと見る

すると、ティーラーがピクっと動き出し、ティーラーが目を覚ます



「おお、これはこれは」



オーマがもう見てられない顔をする



外交官オガタも逃げたそうな顔をしている



「かわいいー!こんにちは♪おいで」


ギャンギャン!

ティーラーがマレの指を甘噛みしたり、マレに懐いている



「うむ、素晴らしいですな、プロフェッサーマグマ」

ジョーダン大統領は満足したような顔をする



「クック」


マグマは目をマレに移す

「君は、マレと言ったね?」



「はい」

ティーラーを撫でていた姿勢から直立になる



「今は何を研究してるのかね?」



「はい、物理や生物部門もやっています」



「ほお?私のマグコンがにも興味があったのかな?クック」



「はい、誠にありがとうございました、Mrs.ポニーが私にプレゼントしたかったそうです」



「ほお、ポニーが羨ましい、そう、エムはまだ東京に?」



「はい」



「エムとは旧友でね、大学が同じだったのだ」



「そうなんですか!あ、大統領すみません、私だけ話してました(笑)」



「いや気にするなハッハ」



クワン大統領は驚いた顔でマレを褒める

「Mr.ジョーダン、素晴らしい逸材をお持ちですね」



「いや~アッハッハ」


「それでは行きましょう」

スタッフは先導していく



マレは、ティーラーと別れを告げる


ティーラーがマレから離れようとしない


「本当に惜しいけど、また会おうね絶対ねティーラー!」



一行は、マグマの研究室を後にする


その時、マレにテレパシーのような物が頭の中に入ってきた



マレが振り向く

「・・・?一緒に・・?」



「どうしたの?マレ」



「う〜辛いな~、本当にありがとティーラー」

マレは気持ちを押し殺しなから室内を出る


廊下を歩いていると、マグマはクワン大統領に提案をする

「そうそう、クワン大統領、まだ時間が余裕だ、せっかく皆来てくださったのだ、応接室でコーヒーでも」



時計を見てクワン大統領はジョーダン大統領に確認する

「そうですね・・、Mr.ジョーダン、いかがでしょう」



「失礼ですが、予定外ですジョーダン大統領」

外交官オガタが止めようとするもジョーダンは話に乗ることにした



「いやオガタくん。では喜んでお受けしましょう」



「クック、それでは」


「こちらです」


一行は急遽応接室へ


応接室は広々としている


中央のテーブルの周りに高級ソファーがあり、向こうのデスク付近には見たことがない観葉植物も置いてある


なんと、キューバのグリン大統領がソファーに座っていた



「!グリン大統領!どうしたのですか?」


「おお!これはジョーダン大統領!驚かせないでくださいよ」

ソファーから立ち上がり、歓迎するグリン大統領



「グリン大統領、なぜ?どういうことですプロフェッサーマグマ」


クワン大統領は怪しむ、おかしいと気づくがマグマは巧妙に仕掛ける



「クック、サプライズだよ」



「いやいやサプライズだなんてプロフェッサーマグマも人が悪い、この度は良い話を聞きに来たのですから」



「そ、そうなのですか、それなら私たちはお邪魔ですね」


ジョーダン大統領は事を終わらせようとすると、グリン大統領も巧妙に誘う

「いえいえ、ジョーダン大統領そんな邪魔だなんてとんでもない、せっかく来てくださったのです、皆さんでお茶会をしましょう

そうです、クワン大統領申し訳ないが、今回は外してくれませんかな?」



クワン大統領が空気を読み、応接室(出ていってしまう

「そうですね、せっかくグリン大統領がいらしたのです、ジョーダン大統領、私との会談は調整ということにしまょう」



「そうですね、そうしましょう、クワン大統領ありがとうございます」


握手する両者

クワン大統領は関係者と応接室を出て行った



施設見学は急遽グリン大統領とのお茶会に


「南アフリカ自慢のコーヒーがある」


スタッフがコーヒーを入れてくれた


実は・・・


コーヒーを嗜む一行


和やかに時間が過ぎていく



だが、マレ以外が突然倒れてしまう



ガチャン!(カップが落ちた音)


床にコーヒーが散らばる

「皆!どうしたの!大統領!オーマさん!」



「プロフェッサーマグマ!早く救急車を!」



「その必要はございません、Mrs.マレ」

 

グリン大統領がソファーから立ち上がり、目の色を変え、マレはずしりと圧を感じる



「こ、これはどういうことですかグリン大統領!」



「Mrs.マレ、あなたは危険な存在だ、我々キューバにとってね」



「最初から仕組まれてたのね!」



「クック、すまないね、マレ、私は中立なんだ、立場次第で敵にも味方にもなる」



「Mrs.マレ悪いが消えてもらおう」



指を鳴らすと


部屋が一瞬にして白い巨大な空間に

赤のマグコンがグリンの腕に出現する


グリンがメテオールユニットをマグコンに装填


「LOGIN、Meteoor」


ボーズを決め、赤い戦闘スーツに身を包むグリン



「やっぱり・・・!でも別のものね」



「やはり君は素晴らしい」



「だが、残念ながら今日までだ」



閃光がマレを襲い、辛うじて避けるマレ



「やば・・!」

よろけるマレを、マグマは傍観している



「この空間では、君たちのは使えまい」



「どうしよう」

周りを見てマレは珍しく焦る


が、マグマはマレに助言を与える、不意を突かれたような声を出すグリン


「おっと、うっかりだ、私の最新マグコンは亜空間移動もできる」



「!マグマ!」



「クック」



「!よし、エムコン来て!」


ワープホールが空間から現れ、白のエムコンがマレのもとへ


マレの腕に装着され、アルテミスユニットをエムコンに装填する


「ARTEMIS、LOGIN」


伝説のセーラームーンの"月にかわっておしよきよの"ポーズ

Artemis!of Moon Light!(電子音声)


青の戦闘スーツが身を包む

「グリン大統領!私は、あなたを許さない!」



「ほお、いいだろう、メテオールの力を思い知るがいい!」



グリンとマレの激しい戦闘が繰り広げられる

グリンのメテオール力は予想以上に凄まじく、マレは苦戦する


グリンの強烈な一撃を喰らってしまう

吹き飛ぶアルテミス、スーツから火花が散っている

マスク内モニターが異常を知らせる

「いっつ・・!メインエネだめか・・」



「Mrs.マレ、終わりにしよう」


その時、大きく響くサイレンが鳴り響く

「む?」



「?なにが」

マグマは周りを凝視する

白い空間は応接室に戻る


研究所スタッフが慌てて応接室に入ってきた

「た、大変です!プロフェッサーマグマ!恐竜が暴走して!」



「恐竜?まさか・・・」



なんと、急速進化したティーラーが脱走し、研究所を破壊しながら逃げる事態が発生



「なんと、マグマ、ここは一旦・・あなたの研究所が第一だ」



「うむそうだな」



「私は戻る、では」


グリン大統領は特殊なテレポートを使う


マレは追おうとしたが、大統領らを優先した

「ジョーダン大統領、オーマさん、オガタさん!」



「うっ、一体、なんだ?」



「マレ?」



オガタはなぜか寝ぼけている

「コーヒーおかわり!あれ?」



「恐竜が脱走したんです!、はやく町に行きましょう!」



「なんだと!私らも逃げないと!」

ジョーダン大統領は慌てて逃げようとするが足を滑らす


そんなジョーダンに目をくれずオーマはマレに助けを求める

「マレ、どうしよう?」



「私は恐竜を止めます!」



「私も行こう」

マグマがマレと同行しようとするも、

マレが先に研究所を飛び出していく



遠くから咆哮が聞こえる


ティーラーが、ウォーターフロント地区に現れる

本物の恐竜に、逃げ惑う人々


ショッピングモールが大混乱に陥る



「あっちだ・・!」

無我夢中で走っていくマレ



ティーラーは暴れ、周りの建物などを破壊し続ける


逃げ惑う人々、その時、はぐれた子供が転倒してしまう


子供は動けないまま


暴れたティーラーが子供に向かう!



だが間一髪、走ってきたマレが子供を助ける

「大丈夫?」



「うん」

子供が足に怪我をしている



「足に怪我をしてる・・」

マレは内ポケットから薬を出そうとするが、なぜか見つからない、

その時、観光客らしき男性が子供は任せるように言う



「姉ちゃん、この子は俺が」



「ありがとうございます!」



「姉ちゃんも逃げろ!」



「私はあの恐竜を止めます!」

ティーラーに向かって走り出すマレ



「お、おい姉ちゃん!あぶねえ!」


男性観光客が止めようとするが、マレは走って行く



マレは咆哮を上げながら暴れるティーラーに追いつく

「!やっぱりティーラーだ」



「ティーラーが苦しんでる、助けなきゃ!」



なんと、ティーラーはなおも急速進化


20m級にまで進化する


マレが駆けつける


!あんなに大きく・・!


「ティーラーやめて!」


何度も叫ぶが、ティーラーは聞こえない

「どうしたら・・!」



すると、マグマがふと現れるように姿を見せると、ティーラーに打った薬物が原因だと言い始める

「ふーむ、薬物が過剰だったか?クック」



「プロフェッサーマグマ、止める方法はないのですか!」



「ふーむ、ない」



「それなら私が止めます!」



マレはアルテミスに再度LOGINするがスーツにグリエルとの戦闘でダメージを負っておるため、出力が弱まっている


「ディーラー・・!今助けるから!」



マレはティーラーとウォーターフロント港で対峙する



ティーラーへ攻撃を入れるも、ダメージが残るスーツの出力が弱く、

強靭な肉体となったティーラーへ通じないようだ


「これが・・進化」



ティーラーが強烈な尾の一撃を繰り出す


ドォン!!


吹き飛び、壁に激突するマレ

ログインが強制に解除されてしまい、エムコンも破壊されてしまった

命は無事だが身体中に痛みを感じる


「いっ・・、やばエムコンが・・」



なおも、ティーラーが容赦なく攻撃してくる!



その時、巨大な水飛沫と共になんとモササウルスが出現!


モササウルスがティーラーの首を噛み、そのまま海に引きずり込もうとする



「!」

マレは突然のことに固まるように動けない



「この町を汚すのは許さん」


くすんだ声で喋るところをマレは聞き違ったかのように驚く

「え、喋った・・?もしかして、ビーチで見たモササウルス?」



ティーラーが暴れるも、モササウルスは噛みついた首を離さない

それを見てマレはモササウルスにすがるように叫ぶ


「ティーラーを離して!お願い!」



「残念だがもう手遅れだ、殺すしかない」



ティーラーは渾身の力で抜け出す


モササウルスは咆哮し、威嚇する



「ティーラー!」


ティーラーは倒れてしまう


マレはよろけながらティーラーを庇う



「ふん、おまえみたいな人間、面白い」



「お願いします、見逃して」




「・・、マグマ」


モササウルスが目をやると、マグマが遠目で見守っていた


「おまえの実験は失敗だマグマ。反省するんだな」



「女。興味深いまた会おう」


そう言うと、モササウルスは飛沫を上げながら海に帰っていった



ティーラーは鳴かず、苦しんでいる


その姿を見て泣き出してしまうマレ



ティーラーの身体が赤子に戻り、粒子の光になり消えていく・・・


マレは言葉にならず、涙が止まらない



「ふーむ、失敗だったか、期待してたのに・・」


バチン!!


マレがマグマの左頬を思いきりビンタする

「命をなんだと思ってるのよ!

恐竜だって私たちと同じ動物よ!

感情のある動物なのよ!

その感情を、命をを弄ぶなんて許せない!絶対に許せない!」


怒りを爆発させるマレにさすがに怯むマグマ



そこに、マイ・シュレット・櫻井がバイクで駆けつける


待機してたホテルから駆けつけたようだ


「マレちゃん!大丈夫?」



「あ!プロフェッサーマグマ!」



「いてて・・いや効いた効いた・・・」

マグマはあまりの痛さに左頬を両手で押さえる



マイは、マグマに不審な黒い男がマグマの研究室に侵入していたことを伝える

「研究所のスタッフから聞きました、黒い男がマグマ氏の研究室から出てくるのを見たということです」



「なに・・?」



「黒い・・?それがティーラーを暴走させた・・?、まさか」

マレはマイの言葉で理解した



「私だ、私がやったことだ」


ジンが特殊なワープホールから姿を現す

特殊なワープホールが使える小型ボタンデバイス2回使用できる



「ジン元大統領やはり生きていたのですね!」

マイは咄嗟に銃を向ける



「おや。これはこれは・・」


ふいうちに、ジンはマグマに襲いかかる!


ガッ!

マイが辛うじてジンのナイフからマグマを庇う


「うっ!」



「マイさん!」



「マイさん、大丈夫ですか!」



「つ!腕はテクターないんだった・・」



「庇う・・・?ちっ・・・」

ジンは足早に小型ボタンデバイスを使い、ワープホールに逃げた



衣服に付いた汚れを落としながら安堵した顔を浮かべるマグマ

「助けてくれてありがとうお嬢さん」



「マイさん、腕・・手当てを・・」

マレはよろけながらもマイを介抱する



「大丈夫これくらい・・薬持ってる、マレちゃんこそ病院に・・」



すると、なんとエムがワープホールから現れた



「!エム・・、ほお、こんなところまでワープできるようになったのか」



「いいや、正確には南アフリカとの会談に極秘で付いてきただけだ」


「見せたまえ」

エムは、なんと白衣の内からロキ族の秘薬を取り出した


マイの左腕の傷に振りかけると、

一瞬で傷が治っていく



「それは、ロキ族の秘薬・・、あなたやっぱり・・、グリン大統領とどんな関係なんですか!」


マレはエムを睨みつけるも、機械的な口調で意に介さないエム


「ビジネスパートナーさ」



「私たちを・・裏切るんですか・・!」



「ふっ、マレ心配しないでくれ、私は東京だ、キューバではない」



「信用できません・・

本当に、本当に科学って誰のためにあるの・・・?」



「ほんっと、皆自分勝手よ!」


強い怒りを隠せないマレにエムがなだめるように言う



「マレ、そんな怒らないでくれ、取り敢えず君を病院に、ジョーダンとも会いたい」



「勝手に会えば!」



「私は」

マグマは言い逃れようとするも、マイに警察に協力するよう促す


「あなたは警察に取り調べて貰います」


「え~」



ジョーダン大統領からマレのスマホに電話が入る

マレが電話に出ようとすると、エムがマレのスマホを取る


「!返して!」



「ジョーダン、私だ、お疲れ。

恐竜は消滅した、マレは無事だが病院に行く必要がある」



「そうか、マイも大丈夫か?」



「ああ、彼女も大丈夫だ」



「では一度ケープタウン病院に。プロフェッサーマグマは?」



「彼を警察に連れていかないといけないね」



プロフェッサーマグマを発見したケープタウン警察車両が港へ到着



プロフェッサーマグマは連行されていった



マレたちは、マイをケープタウン病院に


エムの特殊な2回使用できるワープホールでケープタウン病院へ。



今回の件は事件として扱われ、プロフェッサーマグマを中心にケープタウン警察に聴取された


プロフェッサーマグマは今回の事件の主犯と見なされたが、


事件の証拠がなく、別の目撃情報もあるため、マグマは釈放された、しかし、研究所への調査が入る



そして、黒いフードの男は、元大連大統領のジンだった


プロフェッサーマグマの暗殺が目的だったのか、それにしてもなぜ、こんな事をしてまで・・


ジンはなおも東京の敵なのか


グリン大統領の真の狙いも明らかになり、キューバとの対立は避けられない


また、日本各地に起きている不穏はまだ未解決のままだ


キューバの悪事を証拠として国連に証言しなければならない。




続く