また突然ですが、おすすめの本があります!
週刊朝日編集部・編の「あなたがいてくれたから」です!

去年出た本ですが、ちょっと前から家族が欲しいと言うので
探して、日本橋の丸善で1冊だけ置いてあったその本を
買いました。

読む前からなんとなく中身が想像つくような本だなと思って、
それにもうどこかで聞いたことのある知っている話ばかりなのでは、
と思ったりして、私は全然興味のなかったこの本。


パラパラ見てみると、大きい字で読みやすいことに加え、
ひとつひとつのエピソードの中身の濃さに心をつかまれ、
夢中になって読み終えました。

予定調和的な、よくある話はひとつもなく、
それぞれ個性的でリアルなけっこう重い身の上話でした。

よく知っているほぼ好きなメンバーばかりなので、単純に
すごく面白いというのもありますが、「あなたがいてくれたから」、
というよりも、リアルな人生論として、すごい本だと思いました。


全部読み終えてまず思ったのは、
「ダメな時期があっていいんだな」
ということです。
長期的にでも単発的にでも、やばい、もうダメだ、終わった、
と思ってそれがずっと一生死ぬまで続くような
絶望的状況になった時、
こんなんじゃダメだ!とどうにかしようとしがちですが、
「あ、もうダメだなあ」と俯瞰しつつ、
そのまま飲み込んでただじっと留まるというか
待つというか、味わうというのも絶対ありだと。

いじめに関しては家族や先生の助けを借りてさっさと
逃げた方がいいと思うんですけど、それでも
その状況をあまり否定しすぎない、というか。


もちろん、それが毎回必ずしも、りぽぽの言うところの
〈「逆境」という宝物〉になるとは限らないけれど、でも
りぽぽの『今の私を作ってくれた「逆境」という宝物』
という言葉には深く重たい意味があると思うのです。

たとえ辛いことが、うまいこと原動力になったり
糧になったりはしなくても、そういうこともあるし、と
心の片隅で思っているだけで、大変な人生への取組が
ちょっと違う気がして。

まありぽぽの場合、持ち前の巧妙なユーモアセンスで
自分を客観視できてるからなのかもしれないけど、
文章に大笑いしながらも、心にぐっとくるものが残る
内容でした。

印象的だったのは、人と話すのってメンドクサイ、と
2年間もひきこもりに近い生活をしていたまゆゆ。
なぜかAKBのオーディションを強い意志で受け、
今ではすっかりまばゆい菩薩のまゆゆ。

握手会で会ったときにも、外見的な輝きは
もちろんだけど、それ以上に内面的な心の美しさが
にじみ出ているのを感じたまゆゆ。

生きることって人生ってなんかやっぱりすごく
面白い、と思わせてくれました。
AKBはいつもそうだけど。


「あなたがいてくれたから」というテーマだけど、
むしろ、家族がどんなでも、自分がどうあるか、
どうしたいか、どう生きていくか、という
自分の意思がすごく大事だ、というメッセージも
感じました。

小学生の頃から
「どうすれば自分の人生を良いものにできるのか」と
考えていたみるきー。
「人と比べて妥協するクセ」と体重を気にしながら、
ここで強くなっておきたい、と目立つ為に博多へ
飛び立ったらぶたん。

童顔でとにかくかわいさをうりにしていると思われる
彼女たちの、理知的で芯の通った人間性にとても
魅力を感じました。


ここからは先生の言葉たち。
あきちゃが言われた
「一番になるよりも、人間として一流になれ」
はるっぴが言われた
「努力の天才になれ」
「なにかひとつ武器を作りなさい」
先生もすごいけど、この言葉がちゃんと心に
響いてる彼女たちも素晴らしい。

すっかり大人なのに、どれも難しいなあと
思ってしまう未熟な私だけど、
味わい深い言葉です。


そして最後に、ぱるるはどうしてそんなにいつも
へにょへにょしてるのかな、と疑問でしたが、
これを読んで、そっか、疲れちゃうだ、眠いんだ。。と
すごい納得しました。
私もそういう体質なので。


とにかく、老若男女、AKBファンの人も
そうじゃない人も、誰にでも読んでほしいと思える
素敵な本です!!
私、めったに人に本とか薦めないので。
これは珍しい本です!