ずっと読みたいと思っていた「非選抜アイドル」、やっと読むことができました。


内容はもちろん、まず、素直で瑞々しい文章が素晴らしいと思いました。


かっこつけたり背伸びしたりいいことを言おうとしたり奇をてらうことの一切ない、

丁寧で誠実で真摯な文章を書くのは実際すごく難しいことだと思うので、

なかやんの人柄なんだろうなと思って、とても感動しました。


内容も具体的でわかりやすく、面白くてさらっと読みやすいんだけど、あとで

ぐっとくる感じです。


全然負け惜しみとかじゃなくて、非選抜というポジションを“おもしろい”と

気付き、すぐれた敗者になろうとする、なかやんの感性が大好きです。

そこで開き直りつつあきらめつつためらいつつ、不安や複雑な思いを

抱えながらも、ブレずに突破口を見つける“人間力”に温かい勇気がわきます。


メガネエピソードもなかやんらしさを物語っていてとても面白いし、

前田敦子さん、と遠慮がちに書かれるあっちゃんとの運命的な出会いと

関係にも、私は何だか感動してしまいました。


人の魅力って華やかさとか根性とかだけじゃない。

目立たないけど、弱々しくても秘めた芯があり、どんな逆境でもけっして

卑屈になることなく、しなやかに受け止めて、そのときそのときで、できることを

がんばってやって進んでいく、そんな心身の健やかさって本当に素敵。


飾らない文章から、なかやんが本当に伝えたいことがひしひしとしみじみと、

控えめだけど着実にじわじわと浸透してきました。


なかやんのような人が夢を叶えられる、笑顔になれる、AKBって、人生って、

世の中って捨てたもんじゃないな、と静かでさわやかな心地よい感動を

もらいました。


努力は裏切らない、ってなかやんが言うのなら、きっとそうなんだろうな。


このタイトルからは想像のつかない、とてもさわやかな、本当に素敵な本です。


なかやん、すごい!ありがとう、なかやん。私もがんばってみる。もう少し。


さあ明日はいよいよドーム初日!

今から胸の高鳴りを抑えられません。

ちゃんとなかやんも見つけます。