背中にできた腫瘍の病理検査から多発性骨髄腫を発症していることが判明した。すぐに診療科が脳神経外科から血液内科に変わり、病室も移動することとなった。そして、骨髄、CT、MRI等の検査を矢継ぎ早に行った。

●多発性骨髄腫 BJP λ型
●病期 ISS = ステージII、R-ISS = ステージII
●BMA Plasma 12.4%
●CRAB 高Ca血症なし、腎障害なし、貧血なし、骨病あり(脊椎に多発溶骨性病変)
●脊椎病変の病理 CD138陽性形質細胞腫

新たな主治医の先生からは、多発性骨髄腫の丁寧な説明をしてもらい、治療方針の説明も受けた。①化学療法による導入療法、②造血幹細胞採取、
③大量抗がん剤の投与、④自家造血幹細胞移植、の流れで最低でも6か月程度は必要ということだった。

早速、導入療法を受けることにした。