齟齬 | かんがえる蛙

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つい先日の事です。ランチサービスしている寿司屋さんに行きました。昼過ぎに行ったので店内は空いています。私はメニューの中に「Bセット:寿司8貫、茶碗蒸しと赤だし付」を見つけました。但し書きに「茶碗蒸しは鶏のから揚げに変更可」とあります。しかし、私は鶏ではなくタコの唐揚げを食べたい気分だったのでこれは単品で追加しようと考えました。

「ピンポン」を押すと店員さんがやってきました。

「Bセットと単品でタコの唐揚げをお願いします。」

即座に店員さんが、

「あ、それはできないんですよ~。鶏のから揚げなので~。」

私も即座に彼女は勘違いしていると気づき、

「だから単品で。」

それでもまだ解らない様子。丁寧にメニューを指差して、

「こちらにも書いてありますように、茶碗蒸しは鶏のから揚げには変更できます。」

ちょっとカチンときて、

「それはわかったんです。この茶碗蒸しはそのままでよくて、これとは別にタコの唐揚げをお願いしたいんです!」

とボディアクション付きで説明しました。やっと理解できた店員さんは、きまりが悪かったのか何ごともなかったように、

「ではBセットとタコの唐揚げ単品でございますね少々お待ち下さい」

と、句読点のない復唱を行い、そそくさと去っていきました。もちろん品を運んできたのは違う人。この一連の流れにちょっと疑問を抱きながらも、タコのから揚げがいつもよりも多いような気がしたのでまあよしとしました。

飲食店では誰しもオーダーミスを経験しますが、思い込みや齟齬と言ったものがその原因の多くだと思います。普段の生活でも相手の話をしっかり聴き取り、その真意をつかみとらないと「ストライク」にはなりません。こんな面倒くさいことを考えながら寿司をつまみました。
しかし、非正規雇用も多いであろう飲食店やコンビニですが、フロントに出てくる人の一挙手一投足で客足にも大きく響くことを考えれば、資質や教育は、比重を置いて考えるべきテーマだと思います。