価格戦争の果てには一体? | かんがえる蛙

かんがえる蛙

いろいろカンガエル日々のブログ。

皆さんは何かモノを購入しようと考えた時にまずどういった行動をしますか?もう大抵の方がネットで検索するのではないでしょうか?モノが高額であればあるほどどんだけ安くなるかを考えて調べると思います。私も個人的に時計の価格には興味があり、雑誌等で見ると一体相場はいくらなのだ?と調べてしまいます。特に時計は並行輸入という方式で正規店とはエライ価格差があるのが一般的。

街中に車を走らせてみて、私の住む松山で最近目立つのが「回転すし」のお店。スシロー、かっぱ、くら寿司が三大勢力と聞きますが、松山では店舗数でもスシローがリードといったところ。取引先の方が、「あのCMみたらなんとなくいきたくなるよね」といった具合に三味線のリズムに合わせた新鮮さを演出するシズルも上手く利用した広報戦略でシェアを席巻と言ったところでしょうか。

新興勢力でうちの近所にもできた「はま寿司」は平日90円と言うデフレ価格。隣に明屋書店、裏にはラム―、西松屋ということもあり相乗効果でにぎわっています。私は・・・まだです。愛媛地元のお店として前からあるのが、寿司舟(船に乗って水上を寿司が回っている)、おんまく辺りも人気があるのですがいよいよ105円という標準価格に持っていかざるを得なくなった模様です。寿司舟は屋号を変えたのか見当たらなくなりました。店舗数の限られた地域店は価格競争を始めると大変な営業努力が必要だと感じます。しかも、今のお客さんは口が肥えていますので何でもよいわけではない。

すき家、吉野家、松屋の牛丼戦争も相変わらず続いていて、前年プラスだ、マイナスだ、どこが一人勝ちだと報じられていますが、いずれにしても薄利で競争し続けているのは確か。たまごの方が利益があるとかないとか。これも個人的には味噌汁のつく松屋が好きなのですが、いかに「牛丼そのものの味のクオリティ」を追求するか、多くの支持層を囲えるかがポイントとなるのでしょう。そういった意味で私は松屋(厳密には牛めしか)。

寿司の話に戻ると、三津に「しんせんや」というお店があります。昼のランチは1000円以内とお得ですが、105円ではありません。また中央にも「活鮮」がありますが、こちらもランチはワンコインもありますが105円ではありません。しかし、いずれのお店も昼時、夕時は割とお客さんが入っています。私もよくいきます。なんでかというと単純においしいのと、妥当な対価であると感じるからです。このおいしいには個人差があると思います。105円は誰が見ても安い。そこでこの「おいしい」の部分に焦点を当てることが実は大切なんではないかなと感じます。飲食店の原則はおいしくなければならないのではと一顧客としては感じるのです。価格競争に乗れるかどうかは経営判断になると思いますが。そういえば定期的に通うお店は決して価格に妥協せず、味とサービスで勝負しているなと気付きます。

このご時世、店や会社によってさまざまな戦略を立てて勝負しているのだと思います。また、設定するターゲット層によってもやりかたは変わってくるでしょう。知り合いの夫婦には男の子ばかり3人こどもがいますが、やっぱりスシローは強い味方。「うまいすしをはらいっぱい」に偽りはありません。安くて「はらいっぱい」になっても「うまく」なければ多分お客さんはつかない。接客が悪ければ二度と足を運んでもらえない。根幹は結局変わらない気がします。松山回転すし戦国時代。その行く末はいかに?・・・なんて難しいこと考えずに、美味しくて安いお寿司に舌づつみといきましょう。