ガラパゴス「四国」 | かんがえる蛙

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気づけば5月も終盤戦。あれよあれよと時間が過ぎています。過ぎるとともに自分も進化しておかなければならないと思いますが果たして・・

先日、某氏と、

「松山は求人においてまだまだ紙媒体が優勢ですよね。しかも地元紙が強い。」

という話になりました。確かに全国大手の類似サービスも数カ月で撤退していきましたが、そんなに珍しいことなんでしょうか。

「はい。とても珍しいです。」

なんでもそうですが、日常の中に埋没していて「当たり前の価値」になっていることって多いなあと感じます。そして、その地域地域で文化として根付いていることは特に分かりにくい。過去から続くものは、変わらなければならないこと、変えなければいけないこと、変わらず残ること、あると思うのですが、なかなか気づかない要素は多いと思います。

そういえば、新規開拓の営業をするに当たり、私なんかは「超市街地」などはすごく苦手意識があるのですが、都会から転勤してきた方なんかは、「ローカル市場は難しい」となるようです。確かにここ四国での県庁所在地でない市町村(もう村はあまりありませんが)をアタックする時は、一体どうやって手をつければよいか戸惑うと思います。

変わりに、土地土地でのコミュニティはとっても発達しているので、情報の伝達力はすさまじいと思います。逆説的に言うとこれが難しくしている原因とも言えます。つまりは狩猟型よりも農耕型、営業だけでなく人間関係づくりがすべての根幹にあるような気がします。

前述の情報誌なども、一旦掲載しだすとヘビーユーザーが多い。掲載料金の安さだけでなく、「いつもの」感覚、担当者を通じて顔の見えるつながり、地元であるという絆の力、分析すると多くの要因が見えてきます。面倒くさいことを面倒くさがらずに、相手のことを本質的に考えて繋がりに行くことで、長いお付き合いが築けるのではないかなと思います。

ガラパゴス化と言う言葉が使われて久しいですが、すべてが汎用ではないことの表れであると思いますし、ジャラパゴスは「侘び寂び」のお国柄から生まれるべくして生まれた文化だと思います。落とし込んで行けば全国津々浦々に独自性というものがあるはず(私はよく雑煮に例えますが)。

ここ四国では、橋でつながっているといえども他地域にはないものが発生する条件が、沖縄並みに多くあると思います。各県においても然り。私は今愛媛県に住んでいますが、10代を過ごした徳島県、夏場はほぼ出張で滞在していた高知県、法人開拓でこれも長期滞在していた香川県、それぞれに独自文化があって、他とは似ても似つかないあれこれだったりします。

悪いいいかたすると島国根性なのかもしれませんが、よく話す「日本経済の3%」しかないということだけでは片づけられないガラパゴスの国々なのです。誇れる文化を大切にしつつ、ここだから生まれ得る何かを発信できればなあと思います。