
イキって歩いています。
「これがいいでしょー。」
と、80サイズのドレスを手に取り「いいね!」を要求する2歳児。まず小さすぎて着れないでしょ。君は100サイズも微妙になってきているよ。
次に自分の持ち物と同じ商品をみつけて、
「これいっしょねー!」
と叫ぶ。そりゃここで買ったんだからいっしょですよ。お菓子コーナーに行っては、
「これほしいとおもう。」
と、変な日本語になる。極端に興味あるものは「~おもう」を使うようになってきた今日この頃です。そして最後におもちゃコーナーにたどり着くのですが、ひとり遊ぶ娘を尻目に、棚にある掲示の変化をみつけて哀愁を感じました。
そこには、『処分のため半額』と、デリカシーのない黄色の『半額』ステッカーが貼られた「スイリン」のぬいぐるみがあったのでした。「モノランモノラン」は平日の朝に欠かさずこどもが見ていたおかあさんといっしょのコーナー。「プゥート」「ライゴー」の姿は見当たりません。なぜか「スイリン」だけが5体、処分価格でたたき売られていたのです。うちの娘含め、こどもたちは見向きもしません・・
それもそのはず。うちの子も既にことちゃんさえ忘れてしまい、人形ものもすっかり「ぽこぽっていと」派に寝返っています。
「とんとんはメイコブで、かあちゃんはムテキチで、はーは・・・ミーニャ!」
と言われたときには何のことか分かりませんでしたが、こどもの適応力は柔軟かつ迅速ということです・・。大人みたいに「昔はよかった」なんてしがみついたりしないんですよね。活き活き過ごすこどもを見ていると、心の新陳代謝は自ら自分に働きかけるものなのかもしれません。
・・・などと難しいことを半額の「スイリン」の前で考えてみる。そんな私をこどもは見上げて、
「おなかすいた」
よし、帰ろう。