新入社員の方々へ | かんがえる蛙

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いろいろカンガエル日々のブログ。

本年度入社の皆さん。

激戦の就活を乗り越えて各社へ入社おめでとうございます。就活自体がしんどかったこともあって、いざ入社となるとそこからのイメージがなかなかつかないのも事実だと思います。

「目標とか目的ってどんなふうに考えればいいのかよくわからない。」

そんなことを言う新人の方もいます。言わんとしている事はよくわかります。

おそらく、入社して今頃の時期は、ほとんどの企業が「研修」という形でスタートしている事と思います。それが終わっても営業なら同行だったり、内勤だったら電話応対などをOJTで行うといった「本格的な仕事」には、まだまだ距離がある、そんな感じです。

私も仕事がら、様々な企業の中で新人の方と接する機会がありますが、お伝えすることがあるとすれば次の三点です。

ひとつめは、仕事は自分ひとりで成り立たない。もちろん会社の中に所属するということは、機能的なパーツと成り得なければならない。つまりは連結したときに全体の動きに寄与できるひとりにならなくてはいけないのです。

そこで大切なことが「相手ありき」ということ。社会人としてもっとも大切な観念と言ってもよいでしょう。お客様はもちろんのこと、社内の上司、先輩、協力してくれる家族、自分以外のすべての人々に対して、いかに喜んでもらえるか、いかに役立てるか、行動の軸を「相手ありき」におくことで自分にとって「豊かな毎日」につながると思います。よく「やりがいのある仕事」といいますが、自分の仕事をやりがいあるものにするには自分自身の取り組みの姿勢が大きく問われるのです。

ふたつめ。自分が今行っている事は「なんのため」を意義づけるということです。指示されたからやった。新人の仕事だからやった。という発想では、仕事自体に厚みがでません。また、意欲も湧いてきません。会社の中で「なんのために」、自分の中で「なんのため」に、将来のビジョンにとって「なんのために」、無意識にやるのではなく、これを意義づけて取り組んでみましょう。

みっつめ。「自分はどうしたいのか」を行動に加味しましょう。ふたつめと合わせると「なんのために、どうしたいのか?」。主体性という言葉があります。自分勝手にスタンドプレーと言うわけではなく、意志を反映した業務遂行に心がけるということです。会社の中では、全てにおいてルールや前例といったレールが敷かれています。最初は指示を遂行していくことが求められますが、常に問題意識をもって取り組んでいれば、やり方にも新しいアイデアがうまれてくるものです。そんなときの「自分はどうしたいのか」を発信しましょう。すべてが通っていくわけではないですが、あなた自身の可能性は間違いなく拡がっていくことでしょう。

昨日、仕事帰りの午後7時43分、夜道をとぼとぼ歩く現役就活生を見ました。既に4月なので、”お祈り”の嵐の真ん中にいることは想像に難くない。先行きの見えない自分の未来に絶望にも似たものを感じているのかもしれない。今、就職を勝ち取るという言うことはそれほど高いハードルを越えなくてはいけないのです。

そして、新入社員のみなさん。星の数ほどの企業の中から、不思議かつ必然的な縁に引き寄せられて入社した会社での努力を怠らないでください。あなたの入社によって多くの人々が入りたくても入れなかった現実があります。そして、20代はかけがえのない時間。そして、どれだけ一所懸命過ごしたかで30代以降が大きく左右される時間でもあります。どうか当たり前のことを当たり前と思わないで、有難さを感じながら毎日の業務に邁進してください。姿勢のキーワードは「相手ありき」「なんのために」「どうしたいか」。

シーンの一つ一つが、実は自分自身の未来を創りだしているのです。「三年は勤めろよ」などという旧態依然なことをいつもりはありません。昨日よりも何か積み上げた今日を過ごしていってください。すべては環境にも後押しされて結局は自分が創りだす人生なのです。