2日の早朝に珍しく携帯が鳴りました。着信を見ると元部下のK。
「おはようございます。朝からスミマセン。実はSさんのお父さんが亡くなられたので知らせとこうと思って・・」
Sは私よりも10歳も年長ですが、やはり元部下。かれこれ8年くらい会ってないのですが近くで一緒に仕事した期間の長い人物です。年齢が年齢だけに、サボりも多い社員でしたが、私が困っているときには何かしら年の巧と類稀なる営業力で助けてくれました。
確か、久万辺りを営業担当させていたときに、これまた携帯が鳴って
「Sさんが救急車で運ばれました!原因は分かりませんので○○病院へお願いします!」
と会社から電話。慌てて向かうと靴が片方脱げて、担架で運ばれてきたSの姿が・・
「所長すみません。急に腹が痛くなって立ってられないくらいになって・・」
診断の結果、盲腸だったのですが、腹膜炎をおこしかけているのですぐに手術を・・とのこと。手術の際には「もしも」に備えて署名しなくてはいけないんですね。命に関わる項目もありましたが、片道ニ時間くらいかかるご両親を待つこともできず、緊張しながら私がサイン。ドラマみたいに赤い「手術中」のランプが灯りました。
手術が終わったと同時にご両親到着。何度も何度も頭を下げられたのが印象に残っています。その時色々お話しいただいたのがお父さん・・思えば昨日の事のようです。その後、しばらく入院してSは復帰。一緒に仕事できたのはそれからわずかの間でした。
お通夜にKは行ってきて、電話での報告で様子を聞きました。明るいだけが取り柄のSもすっかり憔悴していたそう。KはSと今の仕事で関係しているので義理だてたとのこと。遠方のため、私は仕事の都合で弔電が精一杯です。
巡り巡って苦しいときを過ごした仲間の様々なことは、耳に入ったり入らなかったりしますが、何か縁があればいつまでも繋がっているものなのかなあとも思った出来事でした。
お父様のご冥福をお祈りします。
S、また飲みに行こう。