この間、テレビを見ていたら、ローカル地区の方がCO2排出が多いと報道されていました。
繰り返しますが、東京に行って感じたことは、とにかく歩くということ。田舎のこどもがいくと音を上げるでしょう。そこで考えてみるとこんなことが。
今回宿泊したホテルから築地市場に朝ごはんを食べに行くのに徒歩10分程度。そして戻って着替えて有楽町国際フォーラムまで15分足らず。セミナー終わって銀座をふらふらしてご飯を食べてホテルへ帰るのに1時間程度。
話がちょっと飛びますが、「歩く前にヘルシア!」というCMをよくみますが、あれの意味が都会へきてわかるのです。私の住む愛媛では、日常こんなに歩くことはまず、ない。そして松山中心街だけに買い物は集中していない。むしろ郊外の方が多いのです(確かにエミフル松前に行くと歩くなあ)。また、交通網に差がありすぎます。どこに行っても最寄りの駅があり、目的地に乗継アクセスできるなどということは、これまた愛媛ではないことです。中心街の「松山市駅」から私の家の最寄「衣山」までの便でさえ1時間に4本。JRで南の方へ行こうと思えば一時間に一本の割合。この鉄道網も大きく歩く機会づくりに関わっているのです。もちろん、この愛媛では採算があわないのはわかっていますけれど。四国全部合わせても300万人しかいませんしね。
あと、一番感じたのが、用事のあるところが次々に登場するということです。前にも書きましたが、休憩したければいたるところにカフェ。買い物したければひと駅ごとにデパート。プレゼントを買いたければセレクトショップがあっちこっちに。四国全県見渡しても東急ハンズさえないわけです。何かを買いに行くとなるとその少ない選択肢の中から事前にある程度見定めて自動車で直行、これが私たちのパターンです。
愛媛の読者のために比較してみます。今回私の毎日往復した宿泊ホテルからセミナー会場である国際フォーラムまでの距離は、松山近辺で例えると、パルティ衣山から松山市駅です。新居浜なら新居浜駅からイオン新居浜ショッピングモール、西条なら西条駅からひうち球場、宇和島だったら宇和島駅から宇和島警察署くらいまでです。それを歩くとして道中、どれくらいの「目的地」や「休息地」になりうるものがありますか?そう考えると、私たちが自動車文化の中暮すのは必然なのかもしれません・・・
しかしながら、空気のようにとらえている自然豊かな環境がすぐそこにあります。これは都会に行くと大金はたかないと手に入れられないんですね。瀬戸内海や豊後水道の凪いだ海。石鎚やカルストのような手頃な山。当たり前のように湧く道後を中心とした温泉。自然を背景とした素材もなかなか手に入れることは難しいものです。
ただ、そこに行くのも大体自動車だったりするんですけどね。と、いうことで自動車に起因する運動不足文化を考えてみました。田舎では意識して歩くことはやはり大切ですね。