就活支援。 | かんがえる蛙

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ひょんなことで、学生の方に面接についてのレクチャーをすることになりました。

以前、某大学で行ったときのことを思い出します。

担当の先生からは、

「時期が時期なのに(2月中旬)学生にあせりもなにもないのです。一般的にどういった動きをすればよいかと、いまどきの面接についてお話し下さい。」 とのこと。学内でかなり宣伝をしていただいたのか、それとも学生が自主的に来たのか講堂に300人くらい集まっていました。

縦・横5ブロックある席は、当然のように後ろから埋まっていきます。前列に座った学生はほんの10名程度でした。どの程度の意識があるのかもよくわからないので質問を投げかけながら、望ましい服装や態度、面接手法などを話しました。 参加しているのは全員3回生でしたが、まだ一度の説明会も行ってませんという方が半分以上いました。また、前列10名程度以外は、終了後にすぐに退席。ほんとに内容わかったのかな?なんてことも思いました。残った学生の質問内容も、「どんな鞄がよいのですか?」「面接の部屋を退席するときにドアノブはどう握っていればよいのですか?」という感じで、事の本質ではないではないか!と答えつつも辟易したことを覚えています。

しかしながら、では就活の本質はここ数年で大きく変わってきたのではないかとも思ったのです。つまり、企業も学生もテクニックにばかり気をとられて、「仕事する」という大前提がぼやけている。互いに本当の姿よりも、よく見せることばかりに全力を注ぎ、虚構の塊となって対峙している。ナビ情報然り、合同説明会然り、もちろんこの面接対策然り。 本番に備えて練習しておくことは何事も大切なのですが、「事の本質」をもう一度考えて取り組む必要があるのではないかと考えます。

企業側は「何のために採用するのか?」学生側は「何のために就職するのか?」互いにその理由が、「時期が来たから」になっていて、あわてて動き出しているような気がします。 企業には「事業計画に基づいた人員計画」が、学生には「できること、やるべきこと、やりたいことのバランスが測れた企業にふさわしい自分づくり」が必要です。