体質。 | かんがえる蛙

かんがえる蛙

いろいろカンガエル日々のブログ。

社風といえば聞こえはよいのですが、企業体質にはあまりよくないものも見受けられます。客観的な視点がいつも必要なのはこんなところにも理由があります。


このところの経済情勢は中小企業にも容赦なく荒波を立てていますが、危機感に反比例して柔軟性は硬化していくばかりのところも多いようです。企業にとって資金は最重要なものとは思いますが、それを生みだすためにはどうすればよいのかを冷静に見渡すときです。


人的資源はすぐには覚醒しません。優秀そうな新卒や、人員補充の中途が活躍してくれれば苦労はありません。問題はどんな人材だろうと採用要件を満たして入社してくるのですからその受け入れと育成力にかかっているのです。うちは中小だからエントリーも来ないよ・・というところはその採用にかける費用を給与に回してあげて下さい。募集→採用活動は広告料を支払ったから成功するよいうものではありません。人的問題をスムーズに解消しているところは見えないところでものすごい労力を費やしています。決してお金だけではありません。


子育てでよく言うように「巨万の財を残すのではなくそれを生みだす力をつけてあげたい」。採用はこんなスタンスが大事だと思います。それを考えると「親」である企業そのものはいまのままで大丈夫でしょうか?それはまずいと思うところが大半だと思います。そして何が悪いのかもいくつかはすぐに出てくると思います。今まで手を付けてこなかっただけです。


しかしながらこんなご時世になってしまったがために事態は急を要しています。給与カット、人員削減を考えるのもよいのですがまずは体質の見直しを図ることを始めてみましょう。特に採用要件で「コミュニケーション力」を掲げているところは、自社内のコミュニケーション力を検証ください。モノをいいにくい体質になっていませんでしょうか?「積極性」を掲げているところは、自社が変化に対して消極的ではないですか?「グローバリズム」を掲げているところはいつまでも自社の伝統たるローカルルールにしがみついていませんか?


視野が狭くなりがちな昨今ですが、夜明けは必ず来ると考えた時に、まず必要なことは行動であると私は思っています。アメリカナイズされたお手軽なポジティブシンキングだけでは時代の波に飲み込まれる泡沫となってしまいます。勤勉で本当に汗をかく、真面目な日本人らしさが試されているのです。信義誠実が時代を切り開くカギなのです。