今日も朝から、同じ店舗に出勤の二人。
今朝も希の顔が引きつっていて、
かなり無理した愛想笑いをしている・・
そこで、遥が元気を出してあげようと、
テニスの熱血コーチのように、
声をかけてみた・・・
遥「オイ！希ちゃん！どうしたぁ～？
元気ないぞぉ～！まぁ～た、カレシと、
やっちまったかぁ～？（笑）」
希「ぁ～遥ちゃん、ふふっありがとう。
そう。またケンカしちゃた・・・」
遥「おー！そうかぁ～！ならオレが話を
聞いてやるぞっ！ガツンと来い！！！」
希「ありがとう♪ケンカしたのは、前に
話したこと※と同じなんだけどね～。」
遥「※アレか～！それは心配だな！」
※第2話「怪しい壺売りの、
35歳ニートの彼氏」を参照
希「それで、家出るときテンション
下がっちゃってぇ～・・・
仕事行きたくないなぁって・・・。」
遥「おー！そうか！それなら・・・
気合いだ！
気合いだ！
気合いだぁ～！」
希「（驚！遥ちゃん・・なりきってる。
そんなことできる娘だったの・・・？）
・・・・・・・・・ありがとう♪」
遥「（はぁ、はぁ、）希ちゃん、
元気になってくれた？」
希「うん！ありがとう♪遥ちゃんが
そこまでしてくれたから、元気出たよ！
毎日やってくれたら、大丈夫そうだよ」
遥「毎日ッスか？それはしんどいよ・・
希ちゃんの仕事に行く元気が出るような
何かいい方法はないかなぁ・・・？」
～♪～♪♪
二人のスマホが同時に鳴る♪
希・遥「え゛～！！！！」
希・遥「（なんで私たちの連絡先を
知ってるの・・・？）」
遥「なになに？
モチベーションを上げっぱにする方法？
上げっぱなしってこと？」
希「アゲッパ・・（笑）」
この方法は、たとえ彼氏とケンカして
もうこの世に存在する意味がないと思う
ほど落ち込んだとしても、
アフリカゾウが蚊に刺された時のように
屁とも思わなくなるでしょう。
遥「相変わらず、大げさね。」
そして仕事に行く気力が無いとしても、
かの元プロテニスプレイヤーで、熱血
テニスコーチのように、仕事の情熱が
燃えたぎること間違いないでしょう。
希「遥ちゃんじゃん（笑）」
遥「いや（笑）希ちゃんを
元気づけようとしてやったのよ（笑）。
ってか、希ちゃんにピッタリじゃん。」
希「そうね！それで・・・？」
自分に言い訳「これでよかったんだよ」
と、言い聞かせたことはないですか？
例えば思いつきで「このバッグ欲しい」
って思って、「ワーッ！」と衝動買いを
した時に、
「大丈夫そのうち使う時が来るから！」
と後で自分を説得したことは
ないでしょうか？
そういった絶対に逆らえない人間の本能
を利用したメソッドになります。
希・遥「ほ～！！それでそれで・・？」
やり方はこうです。
順番にやってください。
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①メリットを増やす。
②スイッチを見つける。
③引き金を見つける。
④作話をしない。
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・
・
・
っと、今回は長くなってしまったので、
また次回に続きをお伝えしようと
思います。
次回のヒントを出しますと、
肉体、感情、知識の3つの面で、
モチベーションを上げる引き金と
モチベーションを下げる引き金を
利用する感じです。次回は、
モチベーション”アゲッパ”法の
より具体的なステップを
お伝えしていこうと思います。
それでは、素晴らしい1日を
お過ごしください。
ありがとうございます。
こうじ
PS
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バックナンバー
第1話「魔法のサロンクレーム解決！」
第2話「35歳、怪しい壺を売ろうとしている、”ニート”の彼氏」
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