連れ合いが、少し前に大腸盲腸癌の摘出をしました。
開腹手術で、癌の段階はステージ3と4の間ということでした。
その前から急に夫は右のお腹にわずかな痛みを感じていましたが、まさか癌とは思っていなかったようです。
検査入院をしたら大きな腫瘍がみつかり、いきなり開腹手術になりました。
どうにか退院したものの、しばらくたつと、
がんの再発と転移を防ぐための抗がん剤治療を医師にすすめられましたが
夫はどうしても「抗がん剤は使いたくない!」ということだったので
見よう見まねで、いろいろな本やネットの情報をみながら、
結局、ゲルソン食事療法というものをカスタマイズして、することにしました。
経緯を話すととても長くなりますのでこんな感じで本題に入ります。
記録を少し残しておこうと思います。
ゲルソン療法というのは血液中のカリウムバランスを正常に戻し免疫機能を復活させるためのものなんだね?
と
いうことくらいしか、確かなことは言えませんが、ネットや本には詳しい情報がありますので気になる方がいらっしゃいましたら調べてみてください。
実は知っている人も4年前にそれをやって良い方向に向かったというのを聞いていました。
1 低価格、低予算のこと
今の段階で、私たちには予算はほとんどありませんでした。
少ない予算でゲルソン療法をすべて実行するのはかなりきついと思います。まず、これが前提なので、
このブログの記事は、同じような境遇の人のために書いています。
2 購入したもの
ピカイチ野菜くんの有機にんじん10キロ
3 無農薬の玄米、餅粉、玄米餅、よもぎ餅、りんご、レモン、黒酢、おにぎり用の海苔、黒砂糖、はちみつ、
にんにく、アーモンド、カシューナッツ、小松菜、ほうれん草、なす、大和芋、かぼちゃ、さつまいも、じゃがいも、きゅうり、アマニ油、エゴマ油、ビタミンCのサプリメント
など季節の野菜と、いちご、バナナ、メロンなどの果物
4 スロージューサー (小型のもの、9000円くらいで購入しました)
5 散歩 1日に4000から6000歩、森林の中を散歩しました。
予算;にんじん10キロは2週間で無くなるのですが月に一回の定期購入、
5キロを間にもう一度注文というスタイル。
1ヶ月のにんじんの予算は5000円。
野菜、玄米などの予算は15日で30000円、1か結で50000円以上かかりました。
ちなみに私は玄米は少ししか食べず、オートミールを30グラムずつ食べていました。自分に予算はほとんどかけていません。忍者飯のようなものを作って食べていました。
夫の特徴;夫は料理を作れないわけではありません。
ただ、残念なことに、偏食とこだわりが強く、野菜嫌いで、玄米などは本当に嫌っていて、にんじんもカレーの時しか食べませんでした。ジャンクフードや添加物だらけのもの、塩分や油が多いもの、などは大好きで、非常に丈夫だったので、ご自身の体を顧みるということはありませんでした。メンタルもやたら自己肯定感がもともと強いのか、細かいことでは悩まないタイプ。特に野心もなく、マイペースですが、食事のマイルールなど、細かいところが神経質なのかなという印象です。
このような夫がにんじんジュースを飲み、野菜を食べ、玄米を食べるようにしたので、
本人はきつかったと思います。
にんにくで味付けした野菜料理も、美味しいといってはすぐに飽きて、箸もつけなくなったり、
これは食べられるかもと思って少したべ、工夫して続けていたら、だんだん食べなくなったりでした。
ちなみに、コーヒー浣腸というのはやりませんでした。
ゲルソンセンターのようなところは高価なのでいけませんでした。
私は仕事の切り替えどきで、新しい道具を買ってそれを経費で落とし、仕事の勉強もしなければという時でしたが、
夫の回復を最優先にしなければならない時期だったので、自分の仕事は手がつけられませんでした。
ちなみに、抗がん剤は想像を絶するような高価な治療です。
夫は、お金以外の理由にはなりますが、どうしても嫌だといって断ったので、くわしいことは割愛します。
以上になります。写真で、食べたもの、などをアップしておきます。
あと、にんじんジュースは朝と夕方しか飲めませんでした。
理由は、それ以上のにんじんを置くスペースがなかったこと、予算がギリギリだったから、です。
100日が目標でしたが、1ヶ月に一度か二度、刺身を買って、醤油をわずかにつけて食べました。
肉類は食べませんでした。
味噌汁も塩分があるので飲んでいません。
要所要所で、規制を緩めてお休みデーを作って白いご飯にしたり、白いお餅ときなこを出したりしました、
好物を食べた時は夫は元気になり、ご飯をおかわりしたりしましたが、
ゲルソン風の食生活にしているときは、食欲もないので、体重はどんどん減っていました。