祖父母がいるから調子に乗った息子。
食事中のマナーが悪過ぎておじいちゃんに注意されるも
意地を張って一向に直さなかったんです。
結局「行儀が悪い」ととうとう私の父に一喝され、
不貞腐れた息子は静かに反抗をし続けてひどい有り様になってしまったのです。
そのため、
どうにも引っ込みがつかなくなった息子を連れて
店から強制退出。
ショッピングモール内のベンチに腰掛けて
ギュッと抱きしめ「落ち着いて」と諭すも
泣きながら静かに暴れ続ける息子。
彼はこの感情のコントロールが苦手なのです。
あぁ、どうしよう。。。
でも耐えるしかないんだよね。
しばらくして少し落ち着いた頃
「カエルが一匹って一緒に数えようか」
「大きな声出さなくて偉かったね」
「5分で落ち着けてお兄ちゃんになったじゃん」
そう声をかけていると
なぜか私まで涙がこみ上げてきました。
大好きなおじいちゃんに注意されたことが
きっと悲しかったのでしょう。
それを素直に受け止められなくて
引っ込みがつかなくて
気持ちの持っていき場所がわからなくなった息子。
私の本音を言えば
なんで我慢できないんだろう?
なんで素直になれないんだろう?
なんで行儀よく食べられないんだろう?
そう思う気持ちももちろんあります。
でもね、私は先日知りました。
彼は全部分かってた。
自分の悪いところを。
だから私は全力で良いところを探して彼に教えてあげることにしたんです。
そしたら彼の苦しみが手に取るように分かって
一緒になって泣いちゃった。
結局その一件でお店に戻らなかった私たち。
両親が荷物を持って支払いを済ませて店から出てきました。
「あ、お金払おうと思ってたのにごめんね🙇♀️」
「いいよ、親孝行な息子だね!笑」
なんだかいつも親には甘えっぱなしです
そして、帰宅後息子にそのお店での一件を聞きました。
そしたら
ギュッとしてくれて嬉しかったって。
それを聞いた私は嬉しくて。
そして彼はこう続けました。
「次はカエルが一匹って一緒に数える」
(気持ちを落ち着かせる呪文です)
少しでも次頑張ろうって思える声かけをできた自分も
少し褒めたくなりました。笑
そんな今日のファッションです。
黄色のリネンシャツは私にとって気分が上がるアイテム。
黄色は
こういう気持ちが落ち込むようなことがあっても
前向きに考えられる気持ちにしてくれる
私にとっての魔法の色。
人によってその色は違うでしょうけど、
黄色はエネルギッシュで明るい色。
夏の太陽に向かって咲くヒマワリを想像していただくと
分かりやすいと思います
これを着てたから!という明確な証拠はないですが
トイレの鏡で黄色を身につけている自分をみて
笑顔になったのは事実。
そしてそのほんの少しの笑顔が、
次の私の行動に影響していたのはいうまでもありません。
人は感情の生き物。
その感情を左右する要因はたくさんありますが、
その中にファッションの力、色の力があるのは確実です。
ぜひ上手に取り入れて
前向きな選択をしていけるようになってくださいね。
それでは長くなりましたが
最後までお読みいただきありがとうございました