舞台に立つために必要なこと【自分をプロデュースする力】
今日
車を運転しながらラジオを聴いていたら
晴山さおりさんが歌う
「1円玉の旅がらす」
という曲がかかってきました
この曲は忘れもしない
わたしのほぼ初仕事で歌わされた曲です
夏のレビューショーで
真ん中のシンガーとして仕事をもらい
周りにはSKDを退団された
綺麗な背の高いお姉さまが4人
ダンサーさんとして入っていました
わたしは当時最年少
メイクのやりかたも
ほとんどわからず
リハには少し遅刻したことも・・・
(嗚呼・・・今書いてて恐ろしい・・・ホント、恐ろしい
無知、って凄いです・・・)
そんな中で
私がセンターで歌うわけです
その時のお稽古で
振付や演出をしてくださった方も
もとSKDの方で
本当に色々なことを教わりました
そして
一番印象に残っていることは
道を歩いていても
振り返えられるような人になりなさい
という言葉でした
あれ???
あの人、芸能人???
と
道でも思われなくてはダメと
そして
あなたはそんなに背が高くないのだから
頭のトップを盛り上げるような髪型にすること
身体はカーヴィーで凹凸があるのだから
それを隠さず武器に出すこと
身体も商品であることを自覚すること
私服も演じている役を想像できるような
洋服を選ぶこと
などなど
色々厳しく言われました
あ!
楽屋見舞でいただいたお菓子なども
最年少の私が受け取り
みなさんに配らなくてはいけなかったようでしたが
当時のわたしの考えでは
最年少は最初に手を出してはいけない
と思っていたり・・・
謝るときは「ごめんなさい」
と言っていたのですがそれは目上の人も使う言葉だから
「すみません」を使うように教わりました
今
舞台関係の常識も
かなーーーりゆるくなり
もうこのようなことは言われなくなってきていますが
それでも
知っていて損は無いかな?と思います
舞台を目指している人は
舞台に立てるようになってから意識するのではなく
今からできることを積み上げていって欲しいと思います
舞台に立つと豹変する人に
憧れる気持ちもあるかもしれませんが
そんな人はごくごくわずかです
街中でも目を引く自分になる
それは奇抜な格好をすることではなく
「在り方」「姿勢」「着ているものの着こなし」など
様々なアプローチから
醸し出していけるものです
自分の長所を知り
それを演出していくことを
めざして生活してくださいね
当時よりメイクは上達しました
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