ツイッターでプロレスの話に例えて書いた。あれでわしの意見・疑問の全てが説明できており、わかる人には言わんとすることがわかると思うのだが、どうも昨日からずっとこのことを考えてしまうので、ここでも書いて残しておく。
わしはジャズ系インストと何名かの SSW のライヴにしか行かず、セクシー系エッチ系アイドルとでも言うような方々のライヴやお店に行くことはないので、自分には直接関係ないのであるが、肝心な所が説明されてないつぶやきを見て不可解に感じている。
歌や踊りやトークやお芝居の実力のみで勝負してはる芸能人もおられれば、それらに加えて、衣裳・ポーズ・動き等で、女性ならではの外見的・肉体的・性的魅力を大々的に強調して披露しておられる方もおられる。
そのいずれがエライというわけでも、たぶん、ないと思う。
そもそも、芸能というものは、どこまでが実力の本体で、どこからが本筋を外れたイヤらしい反則技だ、などと決め切れるものではない。
男性でも女性でも、外見や肉体や所作からくる、お色気というようなものも、
その芸の本体を構成する一部である、というものが多い。
セクシー系のタレントさんは、それが特に強調されたパフォーマンスをなさっているだけかもしれん。女であることを武器にした卑怯なやり方、と思う人もおり、自分は絶対にそういう魅力を出さずに勝負する、という女性芸能人もおられる。そういう方はそういう方で、もちろんそれでよいが、わしは、性的魅力を前面に出すやり方が絶対に悪いとは思わない。
今回わしが読んだセクシー系タレント軍団のリーダー格の人のつぶやきでは、ファンの皆様に喜んでもらいたくて性的魅力を披露していると書かれていた。
何もおかしくない。ファンを喜ばせようというのは善意だ。それプラス、人気や動員力や収益を維持・向上させようとして、エッチな魅力を出しておられるのだ。
タレントとして普通のことであると思われる。
別に恥じることでも卑下するべきことでもない。
それも芸のうちだ。
自分たちの芸の一部分もしくは大部分として性的魅力を強調してもよいと思う。
しかし、その人は、客が性的魅力に感動しても、それをストレートに褒めて欲しくないというのだ。単にきれいだったよ、かわいかったよ、というぼやかした表現にして欲しいというのだ。
その理由・心理が説明されてないのでわしには不可解だ。
自分たちが、ファンへの善意とビジネス上の方針によって、信念をもって、性的魅力を披露しているはずである。そういう種類の芸を選択なさったのである。
「今日の衣裳、胸の谷間の出し方、脚の露出、乳の揺らし方、腰の振り方、股の開き方、尻の突き出し方、性的魅力が満載で、とてもよかった。勃起しました。家に帰っておかずにします。ありがとう。」
などとほめられたら、
「やったー! 私たちの狙い通りに伝わっていて、感じ取ってくれて、うれしい! これからもそういう魅力を出していくから、イヤらしい目でじっくり見て楽しんでね! ただしお触りはだめよ!」
などと喜べばいいではないか。
実際、そのように素直に喜ぶ人もいるそうである。が、それは少数派らしい。
なんで単にきれいだった、かわいらしかった、などと、「当たり障りのない」抽象的表現にとどめねばならないのか、
自分たちが信念をもって明確な目的意識を持って披露した内容について直接的にほめられて、何がイヤなのか?
内心では、「本当はこういうやり方はよくない、外見の良い女であることを利用する卑怯なやり方だ、エッチな魅力はことさらに出さずに、自然ににじみ出てしまう分だけにとどめ、歌や踊りやトークの技術だけで勝負すべきだ。」と思いながらやっているので、まともに褒められるとイヤなのか?
だったら、性的なことでほめられないように、本当はこうすべきだと思っているやり方で活動すればよい。
そうではなく、ファンのため、人気や収益のために、本当に信念に基づく方針でエッチにしているのならば、堂々としていればよい。そこを褒められたら大喜びすればよいではないか。
性的魅力を自慢するつもりなどはなく、単に暑いから薄着をしている一般の女性が、職場の同僚男性に「セクシーですね」と褒められたら「私には『そんなつもり』はないので、そう感じても言わないでくれよ」と思うかもしれないが、自分たちの意志で芸能の一環としてセクシーにしている芸能人が、褒められて何が心外なのだろう。
職場の同僚女性にも言えるようなセリフでしか褒めて欲しくない、というのは、わしには理解できない。
女性はよく、性的興味の対象として(ばかりは)見て欲しくないとおっしゃるが、性的興味の対象として見てもらうことを明確に意図した形の芸を披露している人たちが、何をおっしゃっているのかと思った。
このように考えると、いつも首から上と手首から先しか露出せず、エッチのエの字も出さない人はかっこいいな、と思えてくる。
みんな自分の選んだ芸風で堂々とすればいいのに。
もし、うしろめたいから言及されたくないのなら、芸風を変えればいい。
真相はわからないが。