iPS 細胞を使った世界初のALSへの創薬として世間を騒がし、我々ALS 患者に当時大きな希望を持たせた「ロピニロール」、慶大の岡野教授のベンチャー、株式会社Kファーマが今月10月17日に上場するようです。彼らが上場を目指しているのだろうということは当方の昨年9月22日、約一年前の記事で予測させていただいていました。必要以上に時間をかける彼らの治験の進め方が全て不自然だったからです。通常上場には準備に時間がかかります。患者にいち早く届けたいと言っておきながら、治験の進行や、進め方がおかしいのは、上場準備を優先していたからだということは粗間違いないと考えます。

 

 

本当に患者のことを思い、いち早く薬を患者に届けたいのであれば、そもそもこんなに時間をかけることは不要であったし、彼らが会社を作る必要もなければ上場も不要です。岡野教授も製薬会社と組む案などを3年前のYouTubeビデオで語っていました。SBI証券の北尾さんからの入れ知恵もあったのかもしれません。3年前のビデオは北尾さんとの対談形式のビデオです。岡野教授はもともと研究医なので、そういったビジネスリテラシーがあったとは思えず、上場までは考えていなかったかもしれませんが、そういった周りの影響があったのだろうと想像します。今回の上場は北尾さんのSBI証券が主幹事証券会社になっていることもわかりました。インターネットで調べているだけでもいろいろ見えてくることがあります。

 

 

そもそもロピニロールはパーキンソン病の既存治療薬で、人体への安全性も問題ないのです。本来リポジションドラッグで認可取得に5年以上かけるべきではないのです。岡野先生が最初にロピニロールを発表したのは2016年です。既に7年以上経っています。本当に有効性があると信じ、患者にいち早く届けたかったのであれば、意味がある治験を3年か4年で行い、それを持って厚労省を説得し、医者がALS患者にも処方できるようにすればよかっただけです。ロピニロールは処方箋薬局にあるのですから。しかも安い薬です。金儲けの企みが加わった結果、治験の動きが不透明で不自然になったのでしょう。

 

第3相治験の実施を引き延ばし、付加価値があるようなストーリーにし、ロピニロールをネタに上場し、上場によりキャピタルゲインをしっかり稼ぐつもりなのでしょう。その後は治験結果などどうでもいいのでしょう。

 

kファーマ株主:

 

出所:

 https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/connect/ipo/202309122101.pdf

 

Kファーマをみているとクラウドファンディングだとか、資金調達といったことばかり一生懸命です。本社事務所も港区六本木、実績もない会社が、何故、港区六本木に本社を構える必要があるでしょうか?そういったところからおかしいのです。彼らのホームページには薬品開発のパイプライン情報もなく本質に欠けるのです。通常製薬会社やバイオベンチャーのホームページには、開発中の薬品のタイムラインがパイプライン情報として必ず掲載されます。よくこれで上場申請が通るな、と不思議ですが、東証グロースのハードルが低いと見受けられるのと、仲良しクラブがなせる業なのでしょう。

 

 

画期的な有効性があれば別ですが、ロピニロールは既に存在する薬だし、わたしからすると、人のふんどしで相撲を取るビジネスです。そして我々ALS患者を利用するマネーゲームをしているようにしか見えません。ここが問題だと感じます。

 

本当に意味がある薬や治療方法を開発する製薬会社やバイオテックベンチャーには儲けて欲しいですが、残念ながらKファーマはそうは映りません。メディアも「慶大」「iPS細胞創薬」という言葉だけで記事にしますから、なかなか世間が気がつくことは難しいのかもしれません。

 

他方、毎月数百万円単位の広告費用をかけ募金活動に精を出しているiPS細胞研究所も私は似たような印象を持っています。こちらはマネーゲームというより、研究所の存続を(自分たちの生活を守る)かけて一生懸命、といった感じで保身的な背景があるように窺えます。

 

こういったことを書くと、京大が、慶應大学がそんなわけないだろう、けしからん、と不快に思う方もいらっしゃるかもしれません(こんな日本に誰がした?ですが)。またロピニロールの有効性は絶対だ、と教えていただける方がいらっしゃる場合は、是非コメントをいだければと思います。いろんな意見を聞いてみたいです。

 

 

以上です、

 

 

 

その他目を通した情報:

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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