個人的にはかなりの秀逸な小説。
ここしばらくの間に読んだ本の中で一番印象に残った本かも。
知識欲と考えさせられるのと感動とストーリーの面白さと
全てを満たしてくれた気がします。

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永遠の0(ゼロ) (講談社文庫)/百田 尚樹
 ¥920
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★★★★★

太平洋戦争で戦死した祖父の人生を追う形でストーリーは進む。
当時共に戦った人々を訪ねその思い出を聞いていく。
語られるのは悲惨な戦争の実情と、そこで戦った
人々の熱く、使命感、愛情、憎しみの入り混じる想い。

戦争とは自分たちとは関係ないものと思ってしまいがちやけど
実際にそこで戦っていたのは今の自分よりも若い人たち。
そんな人たちが国のためと必死に戦う姿が眼に浮かぶ
リアリティーあるドキュメンタリーのような描写で話に引き
込まれていく。

自分たちもこれからの時代を世界で生き抜いていくためには
強い意志と使命感が必要だよなと言う想いと、
これからの未来も歯車がひとつ狂いだすとと同じような戦争の
道にはまり込んで行くのではないかと言う恐怖感に似た想いを
感じながら一気に読みきってしまった。

リアリティーはありつつも、小説として純粋に面白し、
重苦しいだけではなくいろいろな人間ドラマが織り込まれて
いるのでぜひいろいろな人に読んでみてほしいと思う。
最後には気持ちよく読み終えられます。

小説としてだけでなく、本当はこんな戦争というものが現実に
起こったことだということを日本人皆がしっかりと知るべきだと
改めて強く思った。
そういう意味でもぜひいろいろな人にお勧めしたい本です。


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著者の百田さんはこれがデビュー作だそうな。すごい。

あと、関西の名テレビ番組「探偵ナイトスクープ」の放送作家を
されていたそうな。 へぇー。

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