無であることの感想文 |    愛と命の輿

   愛と命の輿

真の界のはじまり

 

無であることの感想文

 

全知であるが故に全知が分からず

無にしてその由を知り得た

 

全知を鏡に映し

その何たるかを知り得た

 

深く愛され

愛と共にあることは

我の光である

 

そのひは揺らがず

ただ写すだけだった

 

我は神である

 

影は光を写さず

ただ象(しょう)あるのみ

 

無の無たる故は豊穣の尽きである