実家を離れるまで、暴言暴力で育った
私は、当然、私を思いやる心や優しさ
を毒親から受け取った記憶は全くない。
毒親と離れてから、他人から自分を肯
定する言葉をかけてもらう折に触れ、
自己肯定がこんなにも私を優しい穏や
かな気持ちにさせてくれるんだと学ん
だ。
そしてそのような有難い言葉が、自分
の中に優しさという側面を作り出して
くれた。毒実家時代の自分の人格は、
お恥ずかしながら本当に優しさとは無
縁なものだった。
そして離れてから、いかに毒実家が異
常な家庭環境であるか痛感する日々。
そしてそこからわき上がるのは、なぜ
そんな劣悪環境に自分が生まれてしま
ったのか、考えても仕方ないけど、今
現在でもしょっちゅう考えている。
あの毒実家を出れなかったら、いくら
死ぬことにチキンすぎる自分でも、心
がどんどん蝕まれて、何かしらの方法
で自死していると思う。
現在深夜0時半前。
そんなことをつらつら考えながら、毒
親への恨みつらみで今日も寝れそうに
ない。