波乗りと僕
今日は約一ヶ月ぶりにサーフィンへいってきた。ここ最近は本当に寒く、前日までは正直あまり行く気力が小さかった。実際に今日は今季最低気温とのことだ。でもMAR君に誘われ、出発遅めだけど、僕は海に向かった。
最初はいつものJ's前を波チェックしてみたが、まさかのフルフラット…。波情報からなんとか波があるだろう白渚に向かった。
そこで待ち受けていたのは、一ヶ月ぶりの僕らをまるでお帰りと言わんばかりに歓迎してくれているかのような、素敵な光景だった。
雲一つなく広がる冬の薄青い爽やかな空。
風もなくすべての運動が止まるかのような透き通った空気。
小さいけど三角の真ん中から綺麗に両側に割れ崩れ行く波。
それまでの寒さがまったくバカバカしくなるような気分になった。僕らはその光景の中に馴染んでいった。
モモ~コシ、セット腹。しかも、僕らの近くには他のサーファーは居らず、僕とMAR君だけの波乗り天国だった。
やっぱサーフィンは最高だ。そう感じずにはいられなかった。
実際に乗ってみると、形は綺麗だけど、かなり早めの波だった。
サーフィンは単純である。良い波をうまく選べば最高のテイクオフとライディング。失敗すると泣く子も黙るワイプアウト。
そう。僕らのそこにあったのは、単純なことだった。
うまくいっても自分。
失敗しても自分。
何をやっても自分の責任なんだ。ある種の暗黙のルールを守ってさえ居れば、誰も邪魔しないし、もちろん政治的な支配も抑圧もない。
自然が与えてくれる小さな恵みを、自然がもたらず大きなパワーの一部を、ほんの少しだけもらいながら、無我の境地に入り、音がなくなり、まるで時間がスローダウンしているかのようになる瞬間の中で波乗りに興じる僕らがいた。
うまくいっても自分。
失敗しても自分。
極めて単純で、極めて複雑な自然が与えてくれる一期一会の戦い。
だから、僕らはその日の最後はいつもベストライディングして終わりたいと思ってしまう。失敗すると悔しい。でも、正直、どちらで終わっても良い。というよりも、そんなこと考えることもないままに、考えること自体がバカバカしくなるほどに、波乗りを終えたあと、今日もまた、思わずニヤニヤと微笑んでしまう僕らがいるんだ。
やっぱりサーフィンは最高だ。
浮き沈みも失敗も成功も心から楽しめてしまうんだ。
Surfing is my life.
No surf, no life.
僕は僕のサーフィンライフのような僕の人生を歩みたい。改めてそう感じてしまう僕らがいる。
また次の波に向かおう。
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