ネームカウンセラーの渡辺愛理です。
子育てに関するお悩み相談をしていると、
多くの親御さんからご相談されるのが、
「不登校」についてです。
最近は、社会の認知度も高くなり、
不登校についての周りの感じ方も違ってきましたが、
やはり当のご両親にとっては、とても深刻なお悩みです。
「今はよくあること。そんなに気にしなくても・・・」とか、
「このまま様子を見ましょう。」
などという場当たり的な感想や対応は、当人にとって、何の意味もありません。
もちろん、時間をかける、様子を見る・・・ということも時には必要ですが、
それと同時に親御さんには水面下でいろいろと動いていただかなくてはなりません。
今日はその最初の動きについて、紹介します。
【わが子が不登校になったときには】
・一時的なものなのか、長期にわたるものなのか、を見極める。
これは少し時間をかけて見ていかなければならないこともありますが、
もし、何かおかしいな？と感じたら、すぐに動き始めても早すぎることはありません。
・早期発見・早期治療
おかしい！とおもったら、手をこまねいていることなく、
次の行動に移します。
早い対応が、早い問題解決につながります。
逆に、長期間放置してしまうと、
それだけ解決が長引く可能性があります。
・どこに相談したらよいか？
地域の児童相談所、心療内科などなど、
今はいろいろな場所で不登校に関するお悩みは聞いてもらえます。
もしそれでよくなるケースはそれでよいのですが、
何度行っても、
「様子を見ましょう。」や「心配しなくても大丈夫」
的なことしか言われないようなら
子育て問題のプロカウンセラーにご相談ください。
そして、一番大事なことは・・・
・不登校という形になって現れた問題の、
本当の意味を知ること
問題が起こったときには、必ずその裏に重大なメッセージが隠されています。
それに気がつかないで、目の前の事象
・・・たとえば「不登校」・・・にとらわれてしまうと、
学校に行かせることだけに注目してしまい、
もし、一時的に学校に行けたとしても、
真の問題解決ではないので
同じ形、もしくは違う形でまた問題が起きます。
つまり、かぜをひいて、熱があるから、解熱剤で熱を下げて、
一時的によくなったようになっても、
かぜのばい菌は殺せてないので、
根本治癒にはならず、かえって、こじらせてしまうこともありえる
ということです。
そして、この本当の意味を突き止められる
お医者さん、相談所、カウンセラーは少ないかもしれません。
逆に、その部分を根っこから「きゅっ！」と解消してしまえば、
うそのように、すべてがうまく回っていくということです。
実は、これはどんな問題でも同じなのです。
ある子には、「不登校」という形で現れ、
ある子には、「いじめ」という形で現れ、
ある子には、「家庭内暴力」という形で現れ、
というように、子どもによって、現れ方が違うだけなのです。
もし、現在お子様の不登校でお悩みを方は、
ぜひ参考にしていただきたいと思います。
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