幼い頃から強いと周りから言われてきました。
いつから?
う~ん…
物心ついた時には泣き虫で、いつも泣いてて就学前はイジメのようなことも受けてきました。
だけど、イジメといっても陰湿なものではなく幼い時にはよくある類いのものです。一緒に遊ぼうって言っても入れてもらえなかったり、リレーで遅いとちょっとイヤミを言われたり…
小さいなりに考えました。
『どうしたら嫌な思いをしないで済むの?』
『どうしたら毎日誰かに泣かされないで済むの?』
それで辿り着いた答えは『強くなればいい』
強くなるには結構な努力が必要で、まずナメられちゃいけない。本当は弱いクセに一生懸命強いフリをしました。
強いって一言で言っても色んな強さがあり、精神的にも肉体的にも困難なことに負けないこと。
物凄く傷付いても平気なフリをしたり、笑い飛ばしたり…
心を許した人にしか弱音を吐けないし結構大変。
強くなってきたら錯覚し始めました。
『私って実は強いのかも』って。
だけど生きてるといつも平坦な道だけではなくて、強くいられなくなる困難な事象が必ず降り懸かってきます。
強いと錯覚している私は内心心を痛めながらも鈍感なフリをして軽く受け流してるように見せ掛ける。
友人が事故で亡くなった時、泣かずに葬儀に参列した後付き合ってた彼に言われたことがあります。『お前には心がないのか?』と。
一人の時にどれだけ落ち込んで、どれだけ泣いて、どれだけその事を恨んだかも知らないくせに。一緒に行ってたお店、行った場所、色んなところを廻った帰り道、空に手を合わせた事も何一つ知らないくせに。
彼さえ本当の私を知らない。
悲しくなりました。大切な友人を亡くして悲しくないわけないのに。
2年くらい前からたまに動悸と息切れがしたり、お腹が減ってさぁご飯を食べよう!ってなった時に急に貧血のような症状が出たり、手足が痺れたり体調がおかしくなってきました。
今思い返せば、2年前というと祖父のガンが発覚したあたりだったのですが元々祖父とは家も近いしよく面倒をみてもらってたので仲良し。
病院にも必ず付き添うようになったころです。
家の事、仕事の事、夫の事…
色々と重なって、でも比較的自由に動けるのは私だけだし出来る限りこなしてきました。
それから、立て続けに色々な事が起こりました。夫の祖母の死、義理の母が鬱病発症。祖父のガンの転移…
毎日病院、義理の母は不安定になり時間構わず泣いて電話をよこす。その度に宥めに行き、ご飯も食べたくないというので作って無理矢理に近い状態で食べさせる。
でも私、その時全然苦じゃなかったんです。
みんな~早く元気になってね!っていう感じ。祖父も病気の進行の割には元気だったし、義理の母も食欲ないなら美味しいご飯毎回作るから、一口でもいいから食べようねって。痩せちゃ魅力半減だよ!とか美味しいお店を探しては、もっと元気になったら一緒に行こうねって。
そんな生活を続けてた矢先に体調の変化が。
常に何だか調子が悪いのです。
でもダマしダマし暮らしてきたらついに先週の朝、手足が痺れ立ち上がれなくなってしまいました。
タクシーでやっと病院に行き、主治医に診てもらうとなぜか主治医が笑ってました。
ダマしダマしやってる間、頭痛薬を貰ったり肩コリの薬を貰った時に私が訴えていた身体的症状を遡ると間違いなく不安神経症だということでした。
笑ってたのは、今月の最初に風邪をひいて行った時に様子がおかしいからそろそろ来る頃だろうって思ってたら本当に診察に来たから笑ったそうで…
明らかにおかしかったんでしょう…
色々話してたら、意図してないのに涙が出て止まりませんでした。
強くもないクセに強がって、大丈夫じゃないのに大丈夫だと思い込む。
だけど、ここまでやってきたんだからいつか本当に強い人になれるといいな。
身体はどこも悪いところはないようなので、単なる気持ちの問題。
発作みたいなものが起こっても気持ちの問題って考えて乗り切ろうと思います。
』