こんばんは。
明るい日本男児です。
世間はクリスマスですね。
前回の続き、手術を告げられたその後を書いていきます。
↓前回はこちらから。
◆
手術ということを聞きましたが予定は13:30ぐらいからとのことで、まだその時まで時間がありました。
それまでに私はひとまず、妻さんの勤め先である病院の電話番号を調べ、妻さんが物理的に出勤できないことを伝えると、「担当に伝えておきます。」とのこと。
連絡中も妻さんの携帯にはひっきりなしにラインなどで連絡が来ているようですが、ロックを開けない以上、返信する術はありません。
他県に住んでいる妻さん母が病院に到着したのは、手術が必要と告げられた1時間後ぐらい。
時間にしておよそ午前11時ごろだったと思います。
体感としては一人の時間が長かったので、3時間ぐらいに感じました。
妻さん母とは一度面識はあるものの、とりわけ話をする間柄でもなかったので、最初は軽い会釈をしただけで、あとは手術が来るのを座ってじっと待っていました。
そして、ようやく手術が始まる少し前のタイミングで、先生から手術の概要やリスクについての説明、そして山のような手術に関する同意書に署名・押印をする作業をすることとなります。
本来は家族しか聞けない説明でありましたが、妻さん母は私が入ってもいいように取り計らってくれ、一緒に説明を聞くことが出来ました。
先生曰く、脳出血が起こった箇所が小脳という部位であり、現在は出血が原因で水頭症(頭に水が溜まる状態)になっているため一刻も早く手術をしないと命に係わる状態であるとのこと。
そして手術の際に生じうる可能性のあるリスクについての説明(詳細は忘れましたが、結構怖いことも言われた気がします)、輸血に関する同意書など、私は家族ではないので妻さん母がひたすらにサインをしていました。
結構その作業に時間がかかるので、私はその間自分の職場へ今日は欠勤する旨を連絡。
そして自分の母親にも手術することになった旨を説明。
母親は「妻さんなら絶対大丈夫。」と私を励ましてくれ、。またしてもその言葉に涙…。
今日1日でどれだけ泣くねん…って感じですが。笑
母さん、あの時は本当にありがとうございました。
ともあれ、手術前に妻さんに会ってよいと先生のお言葉があったので、妻さん母と処置室にいる妻さんに会うことになりました。
処置室に入るとそこには妻さんの変わり果てた姿が。
身体中にいろいろな器具やチューブが取り付けられ、心電図?みたいなものが数字とともに波形で映し出されていました。
妻さんも意識はなく、目を閉じて眠っています。
心に来るものがありましたが、妻さん母は娘の変わり果てた姿に動じることはなく、ひたすらそばに居て手を握っていました。
どんな心境だったかと思うと計り知れません。
私も反対の手を握り返し、「絶対大丈夫。」と何度も話しかけ、手を離し、手術に向かう時がやってきました。
運ばれる途中まで見送り、「絶対大丈夫。」と自分に言い聞かせて、妻さん母とともに待合室で待つこととなりました。
長くなりそうなので、一旦ここで切りますが続きます。
↓続きはこちらから。