合格発表の日に思うこと
今日は、国家資格キャリアコンサルタント試験の合格発表日。
私は受験生支援サイトのスタッフとして関わっているので、朝から落ち着かない一日です。
時間が進むにつれて、結果の報告が少しずつ届き始めました。
喜びの声、ほっとした声、そして
悔しさがにじむ言葉もあります。
合格発表の日は、毎回こちらまで胸がいっぱいになります。
数字の奥にある、ひとつひとつの対話
国家資格キャリアコンサルタント試験は、年に3回あって、その1回分だけでも、ロールプレイの対話記録は膨大です。
この3ヶ月分。手元にある記録だけで、のべ160名を超える受験生の対話があります。
さらに私は、キャリアコンサルタント養成校の事務局業務も業務委託で担っているため、
そちらで関わった記録も合わせると、この3か月でおよそ180回の「対話」を見て、聴いて、書いて。
そして、オブザーブしてきたことになります。
数字にすると多く感じますが、その一つひとつに、その人なりの迷いや願い、これまでの人生が詰まっています。
結果は区切り。でも、対話は続いていく
合格発表は、確かにひとつの区切りです。
けれど、ここで終わるわけではありません。
すでに次の試験に向けて、講座を受講している方、講座を終えて練習を重ねている方々との対話が始まっています。
結果の先に、また新しい時間が流れ出しているのを感じます。
生前整理と、輝く人生をつくるということ
私はキャリアコンサルタントとしての支援と並行して、
生前整理や「輝く人生をつくる」セミナーも続けています。
別のテーマに見えるかもしれませんが、私の中では根っこは同じです。
どちらも、「これからをどう生きたいか」を自分に問いかける時間。
対話を通して、その人の中にすでにある想いや力に気づいてもらうことだと思っています。
対話の場に立ち続ける理由
試験対策であっても、人生の整理であっても、私が大切にしているのは「答えを渡すこと」ではありません。
話すことで、自分の考えが整理され、
聴いてもらうことで、一歩踏み出せる。
そんな瞬間に立ち会えることが、私にとっての原動力です。
その先へ
合格した人も、そうでなかった人も、
今日という日はそれぞれの人生の途中にあります。
合格発表の日、その先にも時間は続いていく。
その時間に寄り添いながら、これからも対話の場に立ち続けていきたいと思います。
ドキドキしながらも、静かに。
今日はそんな一日です。










