0176 才能では君臨できない
・TOPができることがどんどんなくなっていく。最初からそのつもりで組み立てなければならない。TOPは実務に対していかに自分でやらないか?を自分の仕事にする。
・才能は発揮して構わないが、才能に依存した君臨はないと知らなければならない。
0177 トップのサポーター
・様々な意味で君臨するものは必ず孤独だ。その孤独を癒す存在が必要になる。その意味で結婚や人間関係は君臨者にとって重要なことで、孤独を癒すことができなければ関係を築く意味はない。ひとりで休んだほうがまだ良いということになる。
・君臨するということは人が見えていない世界を創るということだから、理解を示すことはできないとしても、その生活や生き方の助けにならなければならない。そうでない者は極力排除しなければならない。
0178 有能な人材
・その君臨する事象に対して、有能な人材が出てくるかどうかは運だ。やっている内容が素晴らしいかどうか、多くの人が興味を引くかどうかは関係ない。人材に限っては運を上げる努力をするしかない。金があるなら金をふんだんに使い、権力があるなら権力をふんだんに使い、人脈が多いなら人脈をふんだんに使うしかない。
・有能な人材が現れたらその人が参加しやすいようにしなければならない。報酬、承認、仕事環境、何がその人が最も活動しやすい条件かを知り、促進しなければならない。
0179 ふんだんに金を遣う
・自分が君臨している事象、物事に金を使わねばならない。金を得るのは全く目的ではない。使うことを目的にしなければならない。金でなければ進めることができないものを金で進める。物事を進め、人材を確保するために金が活躍する。
人の参加と理解にはプロモーションが必要になることがある。宣伝広告に金を使うこともある。常に金の使い道を考える。
・先駆には成功ほどの確たる成果がない。どうなるかわからない。そのわからないものを次々と現実にするために金を次々を使わなければならない。
・投資のリターンは資産ではなく、よりスムーズな君臨でなくてはならない。
0180 人のあり方を変える
・君臨するということは人のあり方を変える。最初から人のあり方を変えるということを知らなければならないし、どのように変えるべきか、本当にそれが良いのかを問わなければならない。変化が出てきたら観察し注目し、誤っていれば修正するか止めなければならない。これまでの自分の努力や成果など2秒で放棄できなければならない。
・人のあり方に終わりはない。君臨している物事は問題も生み出す。問題の本質を見極めなければならないし、次の手を見極めなければならない。
0181 君臨されるということ
・人は自分が誰に(何に)君臨されるかを選べる。誰もが君臨されている。支配されている。その方が便利でスムーズであり、実際に自分を生かせる。だから君臨される。君臨はいけないことだと思うのは悪いイメージに流されているだけでしかない。
・君臨される者は普段から君臨されることを考えている。君臨するものは君臨することしか考えない。君臨されることを考えるというのは、自分が何を採用し、誰と付き合えばスムーズか?と、外の世界の何を選ぶか?を考えているということだ。どのコミュニティに入るか。居心地がいいか。
君臨されるならそれをもっと追求しなければならない。
0182 誰に君臨されるかを選ぶ
・誰(何)の下に自分を進めるかを選ばなければならない。普通は職場を選び配偶者を選ぶ。どこで買い物をするかを選び、どのシステムを使うかを選ぶ。
・君臨している人を直接選ぶことはほとんどない。自分を便利に、気持ち良く進めるものを選ぶ。当然その中には甘えを促進し、楽を売りに、個性を潰すものがある。
・誰に君臨されるかを選ぶなら「美しい」かどうかを基準にしなければならない。そして「理解」をしなければならない。
・自分を生かすなら本気で選ばなければならない。
0183 君臨に自分は何ができるか
・自分は君臨するものに何ができるだろう?と考えろ。TOPを悪役にして責任転嫁する者は多いが、TOPを挿げ替えても何も変わらない。君臨には方向があり、人には強みがある。
・自分の強みが君臨の何に役立つかを考えるだけで方向は正され、自分は活躍できる。
自分が活躍できないような君臨下に入ること自体に問題があるし、十分な恩恵を受けながら自分を生かす機会までをも手にする。
これがいい君臨のされ方になる。全てが自分の役に立つ
0184 精鋭を作る
・君臨が安定するとやることがなくなる。そもそも自分の力など及ばないことをやっている。それでもやることがあるとしたら精鋭を作ることにある。教育や訓練で精鋭は作れない。戦場に投入しなければならない。生き残ったものが精鋭になる。
・精鋭部隊は先駆、統治の先の世界を生み出す要所になる。
0185 精鋭の作り方
・精鋭の個々人は生き残り実績を上げているという意味で、必ず精神力と気力に長けている。その個々人が集団となって同じ方向を目指す。個人では出せない世界を精鋭が生み出せるようになる。君臨する者がそこに入っている必要はない。
・さまざまな仕事において、それぞれの精鋭を用意しなければならない。そのために負荷をかけ、千尋の谷に突き落とすという機会を設ける必要がある。精鋭はいつも選別されなければならない。もはや強みを生かす程度では及ばない。
0186 精鋭は切り離して使う
・仕事はどのような場合もほとんどがルーティンになる。精鋭部隊が行う手立てもほとんどがルーティンになる。質が高すぎるものが安定的に供給されたりするようになる。
・ところが精鋭のルーティンは通常のルーティンには馴染めない、ということが起こる。質が全然違う。その上質な異質をどのように扱うか?ということがTOPの次の課題になる。
精鋭を基準に通常のものを引き上げることはできない。通常が基準でなくてはならない。その中で上質の異質は別の働きをしなくてはならない。
・精鋭は通常と切り離さなくてはならない。
0187 君臨交代する
・さまざまな君臨が形になり、自分が統治者として完全な形になったら退かなければならない。組織は維持されなければならないが、同時に別の発展もしなければならない。そこにふさわしいTOP・・・君臨するものを選ばなければならない。
通常TOPを交代するときはその組織で叩き上げの者にする。次の3手先に最もふさわしい者を選ぶ。
・初代に似たものやバイタリティのある者、逆に安定志向に優れているだけのものを選んではならない。
・3手先にふさわしい者を選ぶ。
0188 得意な君臨
・君臨するにふさわしい者が君臨する。先駆時期なら開拓できる者だし、統治時期なら支配できるものが君臨する。片方しかできないなら逆で君臨してはならない。君臨されるものは君臨にふさわしいかどうかこの視点で選ぶ。
両方できるとしても得意な方がある。先駆が得意なら統治を早めに切り上げ、統治が得意ならより早く簡単に先駆できるものに手をつける。
君臨を完璧(完美)にするべきだし、君臨するなら君臨について誰よりも学ばなければならない。
・孤独であることに耐える強い心と、成し遂げる気が必要になる。
0189 自分に君臨する
・王の資質は君臨にある。現代では世襲で王になるわけではないから、資質は血統ではなく人からどのように支持され、どのような未来を作り、どのようにそれが維持できるか?の3つにある。
ということはつまり、誰でも王の資質を持っている。小さいかもしれないが確実にある。 ・自分が自分の支配者となり、自分が自分に君臨し、自分で自分の世界を作ることは誰でもできる。
・誰もが自分を王として自分に君臨しなければならない。王の矜持を持たねばならない。
0190 最大限に君臨する
・全てにおいて大きくなければならない。自分が想像しうる最も大きな君臨は何か?から始めなければならない。最大規模に対して自分を運び、目指す。そのために必要な君臨を完璧にし、学び、理解する必要がある。
・何かを先駆し、誰かを統治し支配することは簡単ではない。だがそれをやる。誰しも一人で生きているわけではないという意味を、誰かの庇護のもと依存しているから感謝することだ・・・的な意味に捉えるものは少なくない。力を合わせ進むという理想論も間違っている。
・誰かと共に歩むなら君臨しなければならない。君臨できないなら君臨されなければならない。君臨しその責任を負わなければただの無秩序でしかない。うまくいってもただのラッキーでしかない。