そらべあ | 熱中時代! 社長編

そらべあ

今朝、町内の廃品回収を行っていたら「そらべあ」を発見しました。
昨年、知り合った方々が全国展開しているのですが、身近でも気付かないことが様々な活動を通じて繋がってきますね。点から線へ、そして面にとなることを希望します。

熱中時代! 社長編-新聞袋にもそらべあバージョン
そらべあは、元々は、東京都とエコロジーオンラインの共同プロジェクトで、TOKYOソーラーシティプロジェクト(現在はNPO法人ソーラーシティ・ジャパン)を立ち上げたときのシンボルマークだったそうです。

デザインは、社会貢献活動の一環として、ソニークリエイティブプロダクツが作成し、絵本だけではなく、オーガニックコットンのTシャツやぬいぐるみなども商品化されました。キャラクターデザインを数多く手がける会社という特長を生かし「キャラクターが1人歩きして、活動がどんどん広がるように」という思いがこめられて制作されています。

そらべあは、北極に住むホッキョクグマの兄弟。
NPOと行政の協働事業のキャラクターとして誕生し、商品化されたり、企業のシンボルマークに使われたり、そらべあの輪がじわじわと広がっています。

熱中時代! 社長編-ホッキョクグマ
温暖化によって、ホッキョクグマに絶滅の危機が迫っていることがあげられます。

IUCNレッドリスト2006年版では、それまでの「保護対策依存種」(LR/cd)から、さらに絶滅のおそれの高い「危急種」(VU)に変更されたことで、話題となりました。温暖化が影響でほ乳類の絶滅が危機にさらされたのは初めてだといいます。
そして、温暖化の影響を最も受けやすい極地に住むホッキョクグマの危機は、私たちに無関係ではありません。
暖冬、梅雨、猛暑、各地で被害をもたらした集中豪雨、そして涼しさを実感できない秋と、今年も「何か、おかしいね」という天候が続いています。日本だけではなく、世界各地から報告される自然災害や、異常気象には「○年に1度」という言葉が添えられていることが珍しくありません。

それらのすべてが温暖化によってもたらされているかどうかはわかりません。けれども、そらべあへの共感の輪が広がっていることの背景には不安を覚えずにはいられない天候の異変を多くの人が実感していることがあるのは確かでしょう。
$熱中時代! 社長編-そらべあ
私たちはそらべあの涙を止めるために、何ができるのでしょうか。
温暖化という地球規模の問題の前に、私たちは、そらとべあの兄弟ように小さく、弱く、そして無力な存在です。でも嘆いているだけでは、状況を変えることはできません。地球の未来は、私たち1人ひとりの未来。地球の環境を変えるのは未来を変えることだともいえます。
だからこそ
「自分にできることを、それぞれの1歩として始めよう」
それがそらべあのメッセージです。

そんなことを考えさせてくれるそらべあは、温暖化防止に留まらず、環境問題全般を考えるためのシンボルキャラクターとしても、どんどん成長していきそうな予感もします。
$熱中時代! 社長編-エコロジーオンライン

【関連サイト】
エコロジーオンライン……読み応えたっぷりのエコ情報が豊富です。
NPO法人ソーラーシティ・ジャパン……エコロジーオンラインと東京都の協働プロジェクトです。
そらべあ基金……4団体で構成される基金。

(C)Shinzi Katoh Shinzi Katoh Designとエコロジーオンラインのコラボ企画として誕生した『そらべあ』。現在は、地球温暖化防止を応援するキャラクターとして全国的な活動をしています。
「とちぎのそら友の会」に参加しませんか?

今回、弟のそらの着ぐるみをシンボルとして、友の会のみなさんと、栃木の地から地球温暖化防止のメッセージを発信し、子どもたちへの環境教育を実施する事業を始めます。

栃木県内の企業様を中心に幅広くご協賛を募っておりますので、ぜひご協力ください。よろしくお願いいたします。
エコロジーオンライン