ワンピースで思うこと

映画ワンピース公開日

「零巻」を手に入れたい息子と初日に見に行こうと固い約束を交わしていたのに、仕事に追われ前売りを買い忘れ、ネット予約も手遅れ、気休めに次の時間の1時間前に映画館に行ってみると長蛇の列。「明日もあるし・・・」とか「零巻は増刷のうわさもあるよ・・・」とか息子をなだめながら気づいたことは、恋愛映画？と思うくらい20代らしき女性がいっぱい!!!?

なるほど・・・言葉にするのも最近はちょっと恥ずかしい、日本の適齢期男子の大半を占め、今では婚活女性の当然のターゲットとなっている、穏やかに現状を楽しむ心優しい「草食男子」。そしてそれに対峙するのがワンピースのキャラの少年たち・あんちゃんたち・オヤジたちなんですね～きっと。

彼らは善玉も悪玉もほとんどが目的、その高みに向かって疾走しています。「俺は～になーる!!!」「～じゃなければ男じゃねぇ!!!」とテストステロン全開。きっと彼らは好みの女の子がいたら、押して・押して・押して・また押す・・・なんでしょうね!?　　

（昨日買ったMen-nonの表紙）

けれど現実、押して・押して・押して・また押す・・・で落ちた後はこの手の男性を維持していくエネルギーは半端じゃない。でもこれが二次元妄想だと全然疲れない。ワンピースは個性的なキャラがたくさんいて、少女漫画的な恋愛模様は皆無なので、選び放題の夢見放題な楽しみ方ができるのかもしれない。「歴女」（これも古いかな？）とかも同じ見解。

1年ほど前ある婚活セミナーで「肉食男子と草食男子」についてお話ししてください。というお仕事のオファーがあったのですが、その当時すでにベタな定義が定着してたし、「肉食男子」の響きにどっかりして胃もたれ起こしそうだったのでお断りしちゃったけど、今日みたいな軽ーい見解でなら話せたかも？でもまったく受けなかったでしょうね～。