世の中で最もキャッシュレス決済が遅れている業界の一つが、我々歯科医院(普及率約45%)であります。
当院も、これまで現金決済のみでお願いしておりましたが、ついに現金オンリーの終わりが見えて参りました
(読売新聞オンライン5月16日より抜粋引用)
米IT大手アップルは15日(日本時間16日)、iPhone(アイフォーン)を決済端末として使用するサービスを16日から日本で開始すると発表した。
タッチ決済に対応したビザやJCBなどのクレジットカードで支払いができる。
店舗にとっては専用の決済端末導入にかかるコストが不要となるほか、アップルは決済手数料を取らないとしており、利用に伴う追加負担が生じない点もメリットになりそうだ。
アイフォーンの決済端末としての利用は2022年に米国で始まり、日本で9か国目となる。
(抜粋引用ここまで)
現在、このサービスの詳細は歯科用決済システム会社に手続き等について問い合わせ中ですが、間もなく当院を含め、多くの歯科医院でもキャッシュレス決済が(ようやく)導入されそうなニュースでありました。
以上、「お待たせいたしました歯科医院もキャッシュレス決済の時代へ!?」で御座いました。
【追伸】
当該記事におきまして、「アップルは決済手数料を取らない~利用に伴う追加負担が生じない」との記述がありますが、アップルが決済代行業務を行うという意味なのか、この機能に対してはアップルの追加の料金が掛からないが「stera tap(GMO)」や「Airペイ(リクルート)」等の既存決済代行業者にはこれまで通り3%程度の決済手数料が掛かるのかが、大変分かりにくい記事となっております。
後者であった場合、初期導入機器代金(0円~あり)が掛からないというだけで、何ら目新しいサービスでは無く、むしろスキミング等のセキュリティーに不安を残す決済方法であります。
只今、確認中で御座います。少々お待ち頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
【結論】
複数の媒体・決済代行業者に確認致しましたが、残念ながら新しい決済手数料無料のサービスではなく、個人のアイフォーンが決済端末の代わりをするだけであり、特に歯科医院にとってメリットのある決済方法ではないことが判明致しました。
残念でした...。