第23回医療経済実態調査から個人立歯科診療所の損益差額分布を考察してみましょう。
図1の通り、正規分布ではなく右に裾の長い分布を示しており、収益の二極化が明らかになっています。
また、平均値・中央値と最頻値の層とは大きく乖離(かいり)しているのが分かります。
なお、令和2年度との比較では、-8.4%でありコロナ関連補助金を加味しても-2.0%と厳しい経営状況が明らかであります。
いずれにせよ、最頻値が250~500万円というのは、寂しすぎます。
皆さん、このブログの古い記事も読み返して頂いて、ちょっとでもお力になれれば幸いでございます。
以上、「歯科医院の収益も二極化」のお話しでした。