■リビングが意味すること | 注文住宅を建てる家族に元気をプラス!ブライトホームあさひのアメブロ

■リビングが意味すること

良いリビングとは②


リビングルームの呼び名は欧米から伝わったもので、もともとは
「drawing room」と呼ばれていました。

これは食堂で一同が会した食事の後、男性たちがタバコを吸いながら
政治や世間の話、つまり男性だけの話を始めると、女性・子供たちは

その場から引き下がり(draw)食堂に隣接した控えの間で過ごしており
その部屋の事をリビング(居間)と呼んでいたようです。


やがて、女性子供がくつろげる、肩の凝らないこの部屋に男性も徐々に
加わるようになり、現在のような家族の憩いの場になりました。

玄関から遠い、家の比較的奥の部屋のことをいい、そこに来客が通される
ことは親族を除いてほとんどありませんでした。


日本家屋における「リビングルーム」に相当する空間といえば「茶の間」
でした。

家族が集い、生活の中心となる部屋であることに変わりはありませんが、
茶の間の場合、食事をする「食堂(ダイニングルーム)」の役割も兼ね
ることが多いのです。

たいていは家屋の中で日当たりがよい場所にあり、窓が大きく縁側がある
などそとに出られるようになっている事もあります。

台所と繋がっていたり、簡単に仕切りのみが設けられてることが多く、
応接間がない場合は茶の間がこの役目をはたします。

そのため、本来の「居間」とは違い、家族だけで使用する部屋という
わけには行きません。

ふすまを外して、隣接する部屋などと繋げ、さらに大人数が入れるよう
にできます。

女性・子供がくつろげる、という欧米のよいところと、日当たりがよく
臨機応変という日本家屋の良いところが融合されてるのが、現在の

リビングのあり方でしょう。

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