名スピーチのことばの秘密

こんにちは！

高単価・高収益フリーランス・

プロデューサーの

古関夢香（こせきゆめか）です。

人の心を動かすことばの代表とも言えるのが

スピーチ。

スティーブ・ジョブズ氏、
キング牧師
本田宗一郎氏、
孫正義氏など…

あなたも
これらのリーダーの名スピーチを
見たり聞いたりしたことが
あるのではないでしょうか？

彼らのスピーチには
人の心をがっちり掴む「ことばの要素」が
入っています。

それは

＼自分のビジョンや考え、方針を
自分のことばで表している／

こと。

実は、
偉大なリーダーたちのことばは
巧みな表現技法を使っているわけでは
ありません。

むしろシンプルで、
誰が聞いてもわかる表現ばかり。

特に
本田宗一郎氏は高等小学校卒という学歴で、
難しい本を読みこんで
スピーチしていたわけではなかったようです。

一方、
第68代、第69代内閣総理大臣の
大平正芳氏は、
古今東西の書物から言葉を引用する理論派。

表現することばの多さや深さでは、
日本の政治家で右に出るものは
いまだにいないとまで
言われるほどです。

ただ、
大平氏のスピーチは
とても雄弁とは言えません。

その違いが、

「自分のことばを使っているかどうか」

なんです。

「自分のことば」とは
斬新な表現ではなく、
「自分と結びついたことば」
です。

たとえば、
普通の白人男性がアメリカ国民に
「Yes We Can」と言っても、

説得力はありませんよね。

「あぁ、そうなんだ」

くらいの感想を持つ人が

多いと思います。

でも、

これをオバマ大統領が言ったら？

彼は、

マイノリティーとして差別を受け、

苦しみも経験してきました。

差別や逆境を乗り越えた彼が言うと、

「Yes We Can」という単純なフレーズが
力を持ちますよね。

発することばが
自分と結びついていると、
「その人らしい強み」が
出てきます。

自分の教養、自分の過去、

自分の感情、自分の思考…

そういったものと

「ことば」が結びついてできた
その人らしい強みは武器となり、
聴衆の心を動かします。

たとえ、
簡単なフレーズであっても、
文法的に少々おかしくても、

自分の考えを
自分のことばで表現できるなら

あなたのことばに反応する人は
グッと増えるはず。

ブログ、SNSなどで
発信するときには
「自分らしいことば」を
意識してみましょう！