こんにちは、古関です。

 

私の会社では、クライアント企業のメディアサイトを運営したり、

サイトに掲載する記事を作成しています。

 

紙の書籍や情報誌なども作っていますので、

そこでもライターさんが活躍していますが、

 

仕事の量として多いのは、

webサイトに掲載する記事を書く仕事です。

 

 

なぜ、記事を書く仕事が増えているのかというと、

それだけ企業が自社サイトの運営に力を注ぐようになったからですね。

 

 

そこで今日は、企業が自社サイトの運営に力を注ぐ背景について、

ご紹介していきます。

 

 

 

 

 

1、確実な集客方法を見つけたい!?

 

企業にとって、インターネットを使った集客方法としては、

ネット広告を使って自社のホームページにアクセスを集めたり、

SNSを使ってアクセスを集めたり、

ブログやコラムを更新してアクセスを集めることが多いようです。

 

 

いずれにしても、自社のホームページに人を集める

ことが重要になっています。

 

 

ホームページ上で商品・サービスを紹介したり、

自社の特徴、スタッフや経営者の紹介、お客様の声などを載せて、

新しいお客様からの問い合わせや申し込みを増やそうというのが狙いです。

 

 

そのなかでも、ネット広告は、広告費がどんどん値上がりし、

継続するのがたいへんになっています。

 

というのも、ネット広告を使う企業が増え、

似たような商品・サービスの広告がたくさん流れることから、

読者も広告を見る目が養われ、

本当にいい商品・サービスを見抜くようになってきました。

 

 

ライバルが増えてきたため、

企業は同じ広告を何度も読者に見せて、

アプローチしていかないと、選んでもらえなくなっているのです。

 

そのために、広告費がかさむようになっています。

 

 

 

た、広告は表示されているときは効果がありますが、

予算によっては表示されない時もあります。

 

 

これに対しいて、自社サイトの検索順位を上げておけば、

検索した人が自然と流れてきます。

 

これは24時間、いつでもオープン状態なので、

常に人に見てもらうことが可能なのです。

 

 

ホームページに掲載する内容は、

自社が持っている知識やスキル、ノウハウ、実績などです。

 

これらは、自社にとってもっとも価値のあるものです。

 

ただ、いくら価値があるといっても、

知識やノウハウ、実績は形にしてまとめないと、

その価値を伝えることができにくくなります。

 

そこで、文字にして、ホームページ上で伝えていく選択肢が有効になります。

 

 

形になっていない自社の価値を、有形化して、

ホームページで紹介していくのですね。

 

 

そして、これらの価値は自社のものです。

 

 

記事を書き続けると、さらに価値が増していきます。

 

記事はどんどん蓄積され、それにつれてwebサイトの価値も高まっていくのです。

 

これは企業にとって、財産になります。

 

 

読者やユーザーが集まるサイトは、資産価値が認められ、

なかにはサイトを売却できるケースもあります。

 

 

そうすると、まさに現金に換わっていくのですね。

 

 

 

たんに集客という面だけで考えると、

広告のほうが即効性があるので、効率がよさそうですが、

 

それ以外の面や長期的な視点から見ると、

自社サイトを充実させることは、大きな意味があるのです。

 

 

 

2、Googleの意向にも合っている

 

検索順位で上位表示させるためには、

検索サイトを管理運営している企業、

おもにGoogleの意向を理解しないといけません。

 

googleは、検索機能のアルゴリズムを、日々進化させています。

 

 

以前は、「被リンクが多いサイトが上位にくる」とか、

「キーワードの含有率が高い方が有利」などと言われていました。

 

 

そのために、自作でサイトをたくさん作り、リンクを張り巡らしたり、

やたらと本文や目に見えないところにまで

キーワードを盛り込むようなサイトが出現しました。

 

 

これらに対抗するために、Googleは検索結果の順位について、

かなり厳しくチェックしています。

 

 

というのも、私たちがなにかを検索しようと思い、

キーワードを入れて検索ボタンを押したときに、

知りたいことが掲載されているwebサイトが上位にくれば、

スムーズに知りたい情報を得ることができます。

 

 

しかし、テクニック的な仕掛けのおかげで

上位表示されているサイトばかりが並んでいると、

 

知りたい情報が得られることができず、

いくつものwebサイトを見て回らないといけないという、

ひじょうに面倒な事態に陥るわけです。

 

 

こうなると、「Googleの検索機能って使えな~い!」

とGoogleが評判を落とすことになります。

 

Googleの検索機能を利用する人が減ってしまうと、

Googleに広告を出す人も減ってしまうので、

Googleの収益が減ってしまうのですね。

 

 

このような悪循環を避けるために、

Googleでは上位表示させるサイトを厳しくチェックしているのです。

 

 

なので、いまは検索結果で上位表示を狙うためには、

内容が充実し、読者・ユーザーにとって役に立つサイトを作らないといけません。

 

 

このような背景から、企業は自社サイトの運営に力を注いでいるのです。

 

 

 

3、広告よりも質のいい人が集まる

 

もうひとつ、別の点から考えてみましょう。

 

一般的に、広告というのは、見たいと思っている人に見せるというよりも、

とくに意識していない人の目に触れさせようとするものが多くなっています。

 

Googleのキーワードで表示される広告なら、なんらかの関係がありますが、

facebook広告などは、ユーザーに興味があるかどうかにかかわらず、

しきに広告が流れてきます。

 

なにかの情報を探してfacebookを見ている人は少ないので、

ユーザーが広告をクリックしてなかのページを開く確率は低くなってしまいます。

 

 

しかも、そのユーザーは、

その商品・サービスを探していたわけではありません。

 

一方、検索機能を使っている人は、

なんらかの情報を探している人たちです。

 

なにかを解決するために、

キーワードを入れて検索しています。

 

 

なので、そのユーザーにとっては、

切羽詰まった問題であったり、

今すぐ答えを知りたいものの可能性が高くなります。

 

 

企業からすると、そういう人のほうがお客様になりやすいので、

そういう人に自社サイトを見てほしいわけですね。

 

 

そして、自社サイトから商品・サービスを購入するか、問い合わせをしてほしい。

 

検索機能から来たユーザーの方が、その確率が高いのです。

 

 

 

このような背景から、

自社サイトに役立つ情報をたくさん掲載して、

ユーザーからの信頼を獲得し、

購入へとつなげていく施策をとっている企業が増えています。

 

 

このときに必要になるのが、webライターの力です。

 

企業内のスタッフで記事を書く人がいれば別ですが、

いまの企業に記事をきちんとかける人はほとんどいないでしょうし、

そういう人を専属で雇うのもたいへんです。

 

 

また、雇ったとしても社内で育成するノウハウがないので、

コストばかりがかかり、たいした効果がでないのが実態です。

 

 

だからこそ、記事を書いてくれる人を外注するわけですが、

 

その結果、集客につながったり、売上があがったという成果が出れば、

企業はますますそのライターに仕事を頼みたくなります。

 

なので、腕のいいライターにはどんどん仕事が舞い込んできます

 

 

企業からの仕事依頼が増えてくれば、

単価をアップさせたり、自分の好きなジャンルに絞るなど、

仕事を選別することができるようになります。

 

企業にも喜ばれて、単価も上がり、今後も長く仕事が続いていく

 

こんなにいい仕事は、なかなかありませんよね。

 

 

 

ここで大事なのは、ライターさんがひと通りのスキルを身につけておくことです。

 

web媒体にはweb特有のスキルや特徴があります。

 

それを知っているかいないかで、

成果がまったく違ってしまいます。

 

 

難しいことはありませんが、

そういった特性を学ぶ姿勢が、つねに求められているのです。