ま、出版市場ではライトノベルの人気が、やたらと目立っています。

たとえば、国内最大手の電子コミック書店「めちゃコミック」では、今月から小学館と講談社のライトノベルを販売することになりました。


また、KADOKAWAの女性向けライトノベルレーベル「ビーズログ文庫」から新レーベル「ビーズログ文庫アリス」が4月15日に創刊されることのニュースが。
アニメや声優、乙女ゲーム、ボーカロイドなどが好きで“小説初心者な女の子でも読める”レーベルになるそうです。

作家志望者に向けたラノベ作品コンクールでは、1回の募集で6000もの応募作品が集まるとか。


このように、出版業界のなかにも、人気がある、とくに人が集まるジャンルがあります。
これらの流行をうまく活用していくことができれば、私たちが手がけるビジネス書でも、売上アップが見込めるはずです。

今日は、その方法をひとつご紹介します。


ジネス書のなかでも、最近、表紙でコミック系のイラストを使っている書籍をよく見かけます。

『7つの習慣』では、バーテンダーを目指す女子を主人公にしたストーリーをつくり、本来ちょっと難しめの理論を、実践的なシチュエーションを使ってみせることで、わかりやすくした本が発売されています。

このように、あなたの専門知識やスキルも、そのまま理屈っぽく並べるのではなく、ストーリー風、とくに若い主人公を設定することで、読者の年齢層を広げることが可能です。

小説っぽい作品を書くというと、難しく感じるかもしれませんが、小説にもやはり設計図なるものがあります

それに沿って展開を組み立てれば、思うほど難しいものでもないといえます。

また、ラノベ風のイラストを書いてくれる絵師さんもたくさんいますので、いい絵師さんとコラボして書籍をつくれば、いまの人気に沿ったものができるでしょう。

あたらしい読者、あたらしい見込客を探すのに、たいへん有効な方法だといえます。