こんばんは!
進学塾ブリッジの今村です☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
〇お問合せは下記HPから
小学5年生~高校3年生まで対象。
正しい勉強のやり方が身につきます
〇進学塾ブリッジの「音声ブログ」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今日は日曜日ですね。
今週(2月5日からの週)は、中学生の皆さんは学年末テストはまだ行われません(北高など高校生はテストがスタートしますね)
ということで、中学生の皆さんはまだ知識を習得にはラストの週、ということになるわけですが…キチンと勉強は進んでいますか??
「やってるよ」
という方に向けて…今日はそんなお話をしていこうと思います。昨日の土曜日に、とある中1の生徒にしたお話です。内容的に受験生にも関係する内容ですので、是非ご覧下さい。
今回の学年末テスト、中1のとある学校の歴史は「鎌倉時代」がテスト範囲になっていました。「鎌倉時代」は個人的には割と勉強しやすい時代の一つだと思っています。
登場する人物や出来事、流れがシンプルな時代の一つなので、テスト勉強するにはやりやすいのではないかな?と思っています。
そんな中で「まぁテストで聞かれるよね」という内容に
鎌倉5大宗教
があります。学校で「鎌倉5大宗教をやるよ!」とは言われないでしょうから、この名前を聞いてもピンと来ないかも知れませんけれど、要するに「鎌倉時代には、新しい宗教(仏教系です)が5つ誕生しました、ということです。
その生徒はちょうど学校のワークを解いており、鎌倉5大宗教が出ている問題を解いていました。ということで私はもちろん(?)尋ねてみることに。
「曹洞宗の開祖(開いた人って意味)は誰?」
と尋ねてみると…(予想通り)答えが返ってきません(笑)
このやり取りに「勉強の大切さ」がすべて詰め込まれているではないですか!!なんて分かりやすいんでしょう。
ブログを読まれている方で、こう思った方はいませんか?「え?宗教が出ているページを解いた後なのに、答えられないの?」と。
はい、そういうことです。宗教が出ていたページを解いていた後なのに、答えられませんでした。
なぜか?答えは本当にシンプルで簡単です。それは
解いたページには「曹洞宗を開いた人は誰か?」という問題が出ていなかったからです!!
私はそれを見ていたので「聞かれてないけど、ちゃんとできるのかな?」と思って質問してみたわけです。
これは私が、純粋にこの生徒の「勉強のやり方」をチェックしたかっただけです。一人ひとりのこの辺りのあんばいを掴んでおかないと、適切なアドバイスができないので。
ちょっと横道に逸れ出したので話を戻します!
ちなみにですが、鎌倉時代の5大宗教とは、「宗教名」「開いた人」の順番で書いていくと
「浄土宗」→「法然」
「浄土真宗」→「親鸞(らん)」
「日蓮宗」→「日蓮」
「曹洞宗」→「道元」
「臨済宗」→「栄西」
です。ちょっと記憶が確かではないので、間違っていたらスミマセンなのですが、昨日こちらの生徒が解いていた問題は
「浄土宗」→「法然」
「〇〇宗」→「親鸞」
「日蓮宗」→「日蓮」
「曹洞宗」→「道元」
「臨済宗」→「栄西」 さて〇〇に当てはまる名前は何でしょう?
みたいな感じだったと思います。つまりこれだと
親鸞(らん)が浄土真宗を開いた
ということしか覚えられない!!!のです。これは大変なコトですよね、分かりますか??ここに答えが書いてあるのに、先ほど私が出した「曹洞宗を開いたのは誰?」という問題が答えられなかったわけで。
もちろん、これら鎌倉時代の5大宗教は全部覚える必要があります。今日は話をシンプルにするためにこれ以上深入りしませんが、「南無阿弥陀仏」「何妙法蓮華経」などの題目・念仏なども覚えていく必要があります(入試に出ます)
昨日はその生徒には「プラスアルファとして」ということで、これらの5大宗教は「念仏宗」と「禅宗」に分かれるという話はしています(これも入試に出ます)
私は今年の中1達には、新中1になった時に「理科と社会は薄い問題集を繰り返しすると良いよ」という話をしたことがあります。まずはこれで大丈夫です。とにかく繰り返し繰り返しやって、知識を理解して定着させていけば良いです。
そしてその次に…ということで「1冊だと足りないよ。理想は700円~900円くらいの薄い問題集で良いから、3冊くらいやりまくるのが理想」と話をしました。
「なんでそんなに?」と思いますか??
先ほど答えが出ましたね。
1冊(学校のワーク)しかやっていなかったから…「浄土真宗」が「親鸞」だけしか覚えていないってことです。
もし別の2冊目・3冊目で「臨済宗は誰?」とか「曹洞宗は誰?」と違うタイプの問題が出ていれば、こちらの生徒はその問題が出ても大丈夫ですよね。
私が「1冊じゃ足りないのよ」と言い続けていたのが「こういうことかぁ…」と体感できたのであればこれで良いんです。
ここでちょっと違う切り口から見ていきます。
「でも…上位の生徒達がみんな、何冊も何冊もやっているわけではないですよね?」と思いませんか?
そうです。でももちろん中には絶対にいますよ。何冊も何冊も浴びるようにやっている生徒達が。自分から言わないだけです。好きだからやっているだけで「苦労」「大変」と思っていないだけかも知れませんし。
それに、なぜ何冊も何冊もやるのか?という「目的」に関して考えてみると、もちろん「どんな問題が出ても解ける状態にしておく」ということです。これは恐らく「そうだよね」と思ってもらえると思います。
で、話を戻すと、目的は「何冊もやること」ではなく「どんな問題も解けること」な訳です
つまり
別に学校の授業を聞いていただけで満点(高得点)取れるなら、問題集なんぞ無理してやらなくても良いです
という結論になります。「授業だけじゃ…」と思うのなら
教科書読むだけで満点(高得点)取れるなら、問題集なんぞ無理してやらなくても良いです
に修正したらどうでしょうか?できそうでしょうか?「教科書を読むだけ」とサクっと書いていますが、それだけの「短期記憶力」がありますか?また、それを「長期記憶」にしていく「能力」「時間」「方法」がありますか??
ちなみに私の能力では無理です。教科書や授業だけでは45点は取れませんでした(中学生の時)
だから「どんな問題が問われても大丈夫なように」という目的に向けて問題集を解いていくわけですから「どれだけ多くの問題に触れることができるか?」が勝負なわけです。
この理屈で言うと、問題集を多くこなせないのであれば、それを補うために教科書をゴリゴリ理解&暗記していけば問題ないです。
いやぁ、大変ですねー…
しかし社会は数学や理科のように例題があり、それを発展させた形の教科とは異なりますので、「事実」を聞かれるだけですから…長くなりましたが、今日書いた勉強のやり方は高校生になっても続きます。
受験生なら分かるはずです。
「やった問題が出たら正解できるけど、やったことがない(知らない)問題は解けない」という、言われてみれば当たり前のことを。これまでイヤという程、体感してきましたよね??
ですので、今日の話に出てきた生徒は幸いにも…まだ中1なのです。
今回は、これらをキッチリ理解して(私の言っていることを、という意味です)…中3になった際に「どんな問題が出ても大丈夫なようにトレーニングするぞ!」と思ってもらえていれば、別に今はこれで良いと思います。
結局、「何点獲りたいですか?」になりますので、平均点くらい獲れれば嬉しい!という方は、学校のワークをしっかりマスターしてもらえれば平均前後にはいくはずですし、今日の話は40点~50点を目指す生徒向けの話です。(高校受験で言えば、北高/第一/濟々黌/熊高ですね)
ということで、最初の話に戻りますが
「やってるよ!」という方、「そのやり方」で大丈夫ですか??という話でした。
だいぶ長くなりましたが…
また明日お待ちしております!
音声も後ほど撮りますので、ご興味あればお聴き下さい!それでは今回はこの辺で!☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
〇お問合せは下記HPから
小学5年生~高校3年生まで対象。
正しい勉強のやり方が身につきます
〇進学塾ブリッジの「音声ブログ」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆