再婚する男女は増えています。東京の結婚相談所を通じて成立するカップルも、再婚同士や一方が再婚というケースが目立っています。


かつては離婚するとなかなか次のお相手が見つからない人が多かったです。


しかし、離婚経験者との結婚に抵抗感がなくなり、「相手がバツイチでも気にならない」という人が増えています。

そもそも、離婚が増えていることも、再婚増加の大きな原因です。


女性の社会進出の増大に伴い、女性が嫌いな夫にしがみついている理由はあまりなくなりました。30代の未婚率が増加する晩婚化時代にもなっています。


離婚も年間で20万組を大きく上回っています。


結婚に懐疑的な傾向が強まっているといってもいいのですが、そうした中で、婚姻件数に占める再婚の比率は着実に上昇しています。


1971年に全結婚件数中、再婚の占める比率は10・8%でしたが、最近では約20%に増えています。


中でも、夫が初婚で、妻が再婚というパターンは2・8%から5・2%へ、夫婦とも再婚という組み合わせが3・1%から6・5%へと大きく伸びています。


若者の人口が減少しているので夫婦ともに初婚のカップルが減るのは当然とはいえ、再婚が増加しているのは、再婚というものに肯定的なイメージを持つ人が多くなったことも影響しているでしょう。





愛しあって一緒になった男たちは、経済効率を第一とする企業の中にくりこまれ、働きに働いて、家庭にさくエネルギーすら残っていない、ということは良くあります。


そんな夫に「もっと早く帰ってきて」「一緒に子供と過ごして」「二人の時間がもっとほしい」とせっせと妻は訴えるけれど、やがて訴えるだけ無駄と悟り、夫を稼ぎ手と父親であればいいとあきらめることになります。


そしてひたすら妻も、母親と主婦街道を邁進することになります。


彼女たちは、夫が収入をしっかり入れている間は、離婚など考えはしません。


しかし、妻としてのエネルギーまでつぎこんで育てた子供たちが巣立つと、夫といる意味あいを失っていくのです。


パートナーとしての夫を期待していた妻たちはもっと早いうちに離婚、そして再婚を考えます。


子育てに命をかけ、夫は「稼ぎ手」であればいいという風には割り切れないわけです。


暴力や浮気があるわけでも、経済力がないわけでもないのに、妻たちは離婚・再婚を考える。


その理由は「結婚への期待、考え方」が違うということ、「二人で家庭を築いている」と思えないこと、「夫が家庭をかえりみない」といったことです。


そして、より理解のあるパートナーとの再婚を願って、離婚に踏み切るのです。

再婚を目指して結婚相談所を訪れる女性は増えています。女性のなかには、再婚しなくても、経済的に一人で十分やっていける人も大勢います。しかし、それでも、「再婚したい」という気持ちを持たれるのはなぜなのでしょうか??


今や、女性にとって結婚は必需品ではなくなりました。


食べられなかった時代は、口減らしのためにも早く結婚しなければなりませんでしたが、今は働いて収入も得られるし、子供の数が少ないため、親もとにいつまでもいることも可能です。


結婚は必需品から嗜好品になりました。嗜好品ならおいしくなければ誰も食べようとはしません。


そして、今の時代の結婚や再婚は女にとって必ずしも「おいしいもの」ではないはずです。


独身でいれば、その収入をほとんど自分のものとして使え、家は親の家、洗濯・料理も母まかせなので、時間も自由に使え、お稽古ごとや遊びもたっぷり、海外旅行にさえ行けます。


ところが再婚すると、夫一人の収入でやるのは苦しいし、二人で働けば家事育児の負担はほとんど妻にかかり、可処分の時間も収入も、そして行動範囲さえ激減するわけです。


それでも多くの人が再婚に踏みきるのは、社会的プレッシャーもさることながら、やはり、「この人と一緒にいたい、くらしたい」という本能や愛情の力だと思います。