3月に入り、少しずつ暖かくなってきました。

梅の花がほころぶ季節。


福井の素敵 人・モノ ・風景



そこで今回は、日本語の美しさについて。



皆さんもご存知かもしれませんが・・・。

桜の花は「咲く、散る」といい
梅の花は「ほころぶ、こぼれる」といいます。

この表現こそ、日本語の美しさを表していると思いませんか?

梅の小さな花が開く様子、そのニュアンスまでも伝えようと
「ほころぶ」と表現する日本人の心。

そこには「梅の花」への愛情だけでなく、伝える相手への気配りを感じます。



ところで、最近では友達とのコミュニケーション手段として
メールではなく「LINE」というアプリを使われている方も多いらしいですね。

5000種類以上ものオリジナルスタンプと絵文字で
文字だけでは伝わらない気持ちを

相手に伝えることができるというのが特徴だとか・・

時代でしょうか。


同じ言葉を使っても、伝え方、伝える相手によって、意味合いは変わってくるのが当たり前。
だからこそ、人は悩み、考え、優しくなれるのだと思うのですけれど。


さて、「梅」の話に戻ります。



昔は、「梅」は高貴な人たちが、その香りを楽しみ、美しさを愛でる特別なもので
一般の家庭に植えることは許されてはいなかったようです。


「梅」といえば大坂城の梅林が有名ですが、秀吉も、そのステータスに憧れ
梅の木をたくさん植えたのかもしれませんね。


そろそろ大坂城の梅も見頃、デートにもおすすめです。




ちなみに、「梅」は福井県の特産品でもあるんですよ。