技術を習得していく上で基礎中の基礎にあたるのですが
基本ほど難しいことはありません
永遠の課題です
まっすぐ (床面に対して平行に) 切るということ が必要なヘアスタイルの例として
定番のボブ
床に平行ではないですが
まっすぐさがポイントになるというと
マッシュルーム (頭の丸みに合わせる)
前下がり(後ろが短く前が長い)
など直線を感じるヘアスタイルに必要なのですが
ただ単に まっすぐ 切ると まっすぐ にはならないのが頭の形
頭は 球体なのでまっすぐ切ると
切ったところに対して中心が短く
端っこにいくにつれて長くなります
言葉だとややこしいですが
こんな感じです
爪切りをイメージしてもらうと親近感があるかもです
まっすぐ切ると端っこが残ってしまいますよね
まっすぐ切るためには 頭の丸みに対応しなければなりません
そして まっすぐ切るためにはハサミの動き 持ち方 目線 姿勢が重要です
ハサミが斜めになるといくらまっすぐ切っても 長さが揃いません
持ち方が安定しないとカットラインがギザギザになります
目線が高いと正確な直線が切れません
全てにおいて始まるのが 姿勢 なのです
ハサミでまっすぐな切り口をつくるには
重心を安定させる足の位置
しっかり膝を落として正しい目線を保ち
胸を張って肘からまっすぐすることで
ハサミの角度もまっすぐになり
結果 まっすぐ切ることができます
その連続で一つのヘアスタイルができます
自分の重心がどこにあるのか、
姿勢がどうなっているのか
無理な筋肉は使っていないかなども
感じながらカットしているのが
BRICK.Sです
