佐伯泰英:空也十番勝負 青春編 声なき蝉〈上〉 | 無頼庵の独り言

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無法でないが頼りない。気まぐれに思いつくまま綴ります。ボディジャム、時代小説、囲碁、川柳、家族、仕事、・・・

 「霧子、気持ちは分からぬではない。蝉がこの世に現れて生きることを謳歌するのはわずかな日月という。そのために人の目に触れぬ地中で何年もの歳月に堪えると聞いた。かの人、今は声なき蝉、この世に輝くために堪えておられるのだ。親御でさえ手助けはできぬ」(91頁より抜粋)

 

※磐音のシリーズが空也に代わるようだ。冗長的な文書が気になったのは、私の老化が原因なのだろう・・・